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プロレスカッコいいロック系テーマソング6選!

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プロレスカッコいいロック系テーマソング6選!

プロレスのテーマというと、オリジナルも多いのですが、
やっぱりロックの名曲が使われているとテンションあがるよね!!

 

 

また、プロレスのテーマから洋楽に入り込むというのもありです。

 

 

プロレスとロック!! 何という素晴らしい組み合わせでしょう!!
やっぱりプロレスにはロックでしょう。

 

 

という事でカッコいいテーマソングを勝手に選んだよ!!

 

 

とにかく聞くだけでテンションが上がります。

 

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移民の歌 (ブルーザー・ブロディ)

 

buru-za-burodexi

 

ご存知ブロディのテーマにして、レッド・ツェッペリンの名曲!!
ジミー・ペイジのギターリフに合わせての
ロバート・プラントのアクティブなボーカルは最高!!

 

時間も短くスピード感溢れます。

 

 

特に初めのプラントの叫びは野生です。まさしくブロディーです。

 

 

超獣という言葉が似合う楽曲だよね!!

ロックにもプロレスの歴史に残る名曲です。

 

 

丁度中盤辺りでブロディーの雄叫びと
移民の歌のシンクロは入場シーンの名場面でしょう。

 

 

ちなみに新日登場時にはベートーベンの
「運命」を初めに流す粋な演出もありました!

 

 

サンライズ (スタン・ハンセン)

 

sutanhansen2

 

スタン・ハンセンというより、プロレスのテーマソングです。
元々は日本のロックバンドスペクトラムの曲でボーカルも入っていました。

 

 

 

こちらもカッコいい!!

 

更にイントロは“デンジャー・ゾーン”で有名なケニー・ロギンスの曲から

引用したそうで、のどかな牧場の雰囲気を壊すように曲はスピードアップします。

 

 

そしてこの曲の魅力はホーンセクションです。

 

 

戦いのノロシのようにホーンが高々と鳴るのは、
人間の本性に火を点けるような感覚でしょうか。

 

 

今でもこの曲に乗ってハンセンがブルロープを振り回す姿が目に浮かぶ・・・

 

 

やはり、一番カッコ良くテンションあがる名曲でしょ!!

 

 

アイアンマン (ザ・ロード・ウォリアーズ)

 

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ご存知、ザ・ロード・ウォリアーズの入場曲にして、ブラックサバスの名曲です。

 

 

とにかくカッコいい。

 

 

印象的なリフから入る重厚なサウンドはまさしくヘヴィーメタル。

 

 

オジー・オズボーンのボーカルとトニー・アイオミのギターはレジェンドですね。

 

 

これに乗ってウォリアーズが疾走する姿は印象的で、心躍る名場面です!!

 

 

因みにこのアイアンマンが入っていた“パラノイド”は
ウォリアーズが出た当初は廃版扱いだったんだけど、

ウォリアーズの人気と共にCD化されました!

 

プロレスとロックの革命ってやつですね!!

 

 

ただ入場が全力疾走だったので、
ヴォーカル部分はあまり聞く事はなかったという・・・。

 

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サンダー・ストーム (天龍源一郎)

 

tenryuugennitirou

 

ご存知、天龍源一郎のテーマソングにして、高中正義の名曲です。

ギター名人高中の疾走感溢れるナンバー。

 

実際会場で使われている時はオリジナルとはアレンジ替えVer.です。

 

 

このナンバーの「メインイベント」は天龍源一郎の引退試合の時の生演奏!!

これ最高ですね。かなりアレンジをきかせていましたが、最高です。

 

 

本当に言葉にならない位はまっていますね。

 

 

ストラットを自由に操る姿は本当にベテランの味です。

 

 

ワイルド・シング (大仁田厚)

 

oonitaatushi_wairudoshingu

 

 

「ワイルド・シング」と聞いて何を思い浮かべますか?

 

 

映画メジャー・リーグでしょうか。いやいや!!

 

 

邪道、大仁田厚のテーマです!!(笑)

 

 

オリジナルはチップ・テイラーの曲で
大仁田がメジャー・リーグのストーリーに感動して使用したという曲です。

 

 

とにかくアメリカンロックと言う感じで最高ですね。

 

 

イントロから最高にカッコいい。テンションあがります。

 

 

大仁田が指を突き上げるポーズが印象的ですね。

因みにこれはXと言うバンドのヴァージョンです。

 

 

 

勇士の叫び (殺人魚雷コンビ)

 

satujingyoraikonbi

 

最後にスティーブ・ウィリアムスとテリー・ゴーディーの

殺人魚雷コンビのテーマソングでKISSの名曲です。

 

 

ドラムから入るイントロから叫び声が流れる中、二人が疾走し、リングイン。最高です。

この二人の為に作られた曲の様です。

 

 

ハードロックのお手本ですね。かなりテンションあがります。
ドラムから入るとなぜか野生の血がたぎりますね。

 

 

そしてあの雄叫び。素晴らしい完成度です。また聞きたいです。

 

 

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天才武藤敬司の名勝負「ムタ対ニタ」

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天才武藤敬司の名勝負「ムタ対ニタ」

武藤のもう一つの顔ムタ!

 

 

独特の間合いとムタワールドに多くのレスラーが惑わされ、
更にその毒に飲み込まれていった名レスラーも多いです。

 

 

しかし、そのムタに噛みついた男がいました。

 

 

“邪道”大仁田厚!

 

 

大仁田は執拗にムタに迫りとうとう自身の世界
“デスマッチ”に引きずり込みましたね~。

 

 

ムタとニタ悪の化身の戦いの決着はどうなったのか!!

 

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ムタの本領発揮 ムタ対ニタ

 

nita_muta

 

 

結論から言うとこれはかなり力の差があったと言えます。
体格的にもレスラーの格的にも・・・。

 

 

長州戦ほどではないですが、かなり一方的で
ニタからすればFMWのリングを体現しようと爆破マッチを仕掛けるも
全てムタに持っていかれたというのが正直な感想です。

 

 

電流爆破も全て自分で食らうニタ。

 

 

見せ場は片足跳びの鎌攻撃、そして初めのムタを
爆破へと追い込んだ所でしょうか。

 

 

途中、DDTやパワーボムなどを出すも
単発で中々ニタのペースには持ち込めません。

 

ポーゴなどとの試合とは明らかに違います。

 

 

最後も呆気なく自爆、フォール負けという消化不良の試合かもしれません。

 

 

とにかくムタの凄み・巧さだけが光ったと言えるでしょう。

 

 

当時の試合を報じた週刊プロレスの増刊号の表紙には

 

ムタ、偽物ニタ殺しに成功!!

唯一武多

 

との文字が躍っています。

 

 

muta_nita4

 

 

悪の化身ムタと邪道の化身ニタ

 

 

元々ムタと言えば武藤のアメリカでのキャラであり、
武藤の悪の化身という形ではないんですね~。

 

 

アメリカで人気を博したカブキの息子として誕生して
敏腕マネージャーゲーリー・ハートの手により
キャラが確立された経緯があります。

 

 

しかし、初期のムタはトラースキックで試合の流れを変えたりして、
武藤との戦いとは一線を博し、ヒールになりきる事で人気を得て
アンチヒーロー的な流れになりました。

 

 

特にアメリカンヒーロースティングとの
悪と正義的な流れの抗争は大変受けました。

 

 

そして、満を持して日本に上陸すると
“ダークヒーロー”として武藤とは違う人気が出てきたという経緯なんです。

 

 

ムタは新しいキャラを確立しました。

 

 

一方、ニタは大仁田の悪の化身という事でキャラを作りました。

 

 

初めから言われていましたが、

ムタの真似(バッタ者)と言われていました。

 

 

ニタの登場は元々がポーゴとの抗争から生まれたもので
ポーゴ大魔王(ポーゴの化身)という形で
ムタ同様ラフスタイルの極限を見せつけました。

 

 

そもそもがムタのパロディーという事に端を発しているので、
ある意味コントのような動きをします。
必殺武器が鎌攻撃という訳の分からなさが持ち味です。

 

 

ムタとニタ化身同士の戦い この戦いの意味とは

 

nita_muta

 

 

ムタとニタの決戦は武藤がニタの存在に対して
当たり前のように嫌悪感を示した事から始まっているというのが定説ですが、
ここに至る大仁田の挑発もかなり効果的でしたね。

 

 

ここで思うのは、大仁田の対戦相手の豪華さです!

 

 

タイガー・ジェットシンやザ・シーク、テリー・ファンクの
レジェンド系のレスラーから天龍・長州まで引っ張り出す
その興行プロモーターとしての実力
レスラー以上の評価を与えていいのではと思います。

 

 

継ぎ足して言えば、長州の引っ張り出しは凄い物がありました。

 

 

キラーカーンは絶対長州は出て行かないと断言していましたし、
新日に有刺鉄線を持ち込んだ大仁田の政治力には脱帽します。

 

 

で、本題に戻りムタとニタの対決も
イントロから真鍋アナウンサーを巻き込んだコントのような作りから、
試合へと流れムタに敗れた後も大仁田劇場は終わりを告げず、
まだストーリーは残っていました。

 

 

そして、ニタは死んだという事になりましたが、
数年後には大仁田同様復活しました。

 

 

勝負には負けましたが、ムタとの爆破マッチを繰り広げた事で
ある意味大仁田の勝ちかもしれません。

 

 

試合はムタワールドかもしれませんが、
マッチメークまでは大仁田ワールドでした。

 

 

ムタ対ニタ・・・

 

 

大仁田もある意味天才的だったと言えます!!

 

 

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大仁田厚引退試合@川崎球場、電流爆破の衝撃!

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大仁田厚引退試合@川崎球場、電流爆破の衝撃!

プロレス界に常に話題を撒き散らしていった
問題児? 邪道、大仁田厚。

 

 

「邪道」という異名は誰が言い出したか分からないけれど、
これ程ピッタリとイメージにどハマりしてるのも或る意味凄い!

 

 

まさしく邪道というその呼び名に相応しいプロレス道を歩んだ、

大仁田厚の引退試合には不肖中村、生観戦に足を運んだ。

 

 

もはや何度引退と復帰を繰り返しているか分からない大仁田厚。

 

 

ここで取り上げているのはWARの天龍源一郎に敗れ、
1年間の引退ツアーを行った後、川崎球場で
弟子のハヤブサを相手に行った引退試合の事だ。

 

 

この引退試合というのも、当時大仁田厚と二人三脚で
時には憎まれ役になりながらもFMWを支えてきた
ターザン後藤の電撃離脱の直後。

 

 

元々ターザン後藤を相手に引退試合を
行う予定だったが、そのターザン後藤らの離脱により
急遽対戦相手は変更されハヤブサになったのだった。

 

 

大仁田厚引退試合
世界ブラスナックル選手権試合
ノーロープ有刺鉄線金網電流爆破時限爆弾デスマッチ

 

 

今思えばハヤブサにとっても酷な話だ。
それまでメキシコで空中殺法に磨きをかけていたにも関わらず、
帰国第一線が電流爆破とは・・・。

 

 

この試合とマッチメイクに対する裏話的な事は色々とある様だが、
そこを深掘りするのは当記事の趣旨とは違うので進めていこう。

 

 

さて、川崎球場は何せ屋外球場なので
メインイベントに至る頃は日もとっぷりと暮れている。

当時の中村少年はそれこそ中学1年生か2年生にして
川崎参戦していたし、今の様に便利なインターネットやスマホも無い。

 

 

親が書いてくれたメモ紙を頼りに

 

 

「登戸ってトコで乗り換え!」

 

 

これだけを頼りに辿り着き、観戦、

そしてメインイベント前の電流爆破設営準備の時間を利用して

母親の用意してくれたウインナーとおにぎりの弁当をハフハフと食べながら
試合開始を待ったものだ。

 

 

さて、すっかり日の落ちた川崎球場は
既にお目当の大仁田厚引退試合を前に
ボルテージマックス!!

 

 

何せ当時のFMWといえば選手層は薄く
お客さんを呼べる様な人気レスラーは数える程しないかった。

 

 

前座の試合はまさに「前座の試合」であり
メインイベントの輝きを奪い取る程の
実力と魅力を兼ね備えたレスラーが実際なかなかいなかった。

 

 

勿論、これはプロレス特有の
第1試合からメインイベントまでの「流れ」も
興行として考えられていたのだと思うが・・・。

 

 

そしてこういっては他の選手には申し訳ないが
言葉を選ばず言えばこの日の観客は殆どが
大仁田厚の引退試合「のみ」を目的に来場していて、
それ故、後半に向けた会場の期待値の高まり方は異様だった。

 

 

遂に始まるメインイベント。荒井リングアナの名調子が復活!

 

 

大仁田厚引退試合に限り、限定で

それまでFMWの名物リングアナアンサーとして知られた

荒井昌一アナが復活し前口上を披露してくれた。

 

 

とは言っても、中村はそれまでFMWを生で観戦した事はなかったから、
そのプレミアム感は分からなかったが・・・。

(荒井アナは後に自殺をされてしまう・・・とても残念だ。)

 

 

実際試合開始してからは独特の展開が続く。

 

 

デスマッチ形式の試合はロープがない事で
試合の組み立てに大きな影響を与える!

 

 

この独特のスリリングな展開がたまらない。

 

 

あの特殊な環境、スタンドでもグラウンドでも
観客は周りに電流爆破が張り巡らされている事を
否応無しに意識せざるを得ない。

片時も忘れる事は出来ないのだ。

 

 

そんな中で中の2人が、

あたかも周りの電流爆破の存在を忘れたかの様な
動きをする時にはハラハラドキドキしっぱなしである。

 

 

そして遂に訪れる電流爆破、その瞬間!!

 

 

ババン!!

 

 

大仁田厚引退試合ハヤブサ2

 

 

この電流爆破の衝撃はヤバイ!!

 

 

ただ音がして火花が飛び散るだけではないのだ。

 

 

遠く離れたスタンドの観客席にまで
その衝撃は空気の振動となって伝わってくる。

 

 

腹にズシン!と響くのだ。

 

 

これは花火のイメージをしてもらいたい。

 

 

川崎球場の中心からスタンド席までも
電流爆破の光、爆発、そして振動が時差で届くのだ。

 

 

これの衝撃は見た者にしか分からないだろう。

 

 

電流爆破デスマッチは当然「週刊プロレス」などの
誌上でも振り返る事が出来るしビデオでも発売されている。

しかし、後からテレビでみた所でこの腹に響く空気の振動や、
風に吹かれて飛んでくる独特の火薬のニオイなどは感じる事が出来ない。

 

 

この電流爆破デスマッチは正に
生で観戦して良かったと思えた試合である。

 

 

この衝撃に観客席は騒然。

 

 

よくプロレスをショーだの八百長だのと
言う輩がいるが、そういった輩に向けて大仁田が言うセリフ

 

「じゃあアンタ、この俺の流している血もニセモノだっていうのかい?」

 

というこの言葉が正に突き刺さる瞬間だ。

 

 

とにかくあの瞬間、あの会場に白けた人間は誰もいなく、
ただただ全員が度肝を抜かれている瞬間なのである。

 

 

そんな衝撃の電流爆破が幾度か訪れた後、
時限爆弾の起動スイッチが押され警告音が鳴り響く!!

 

 

この警告音、サイレンの様なものだが
何故こんなにも人を不安に陥れるのかと思う程、これまたドハマりである。

 

 

最後まで緊張感が抜けない!

 

 

一瞬たりとも目が離せない!

 

 

そして時限爆弾の爆発・・・!!

 

 

ババン!!

 

 

大仁田厚引退試合ハヤブサ3

 

 

凄まじい爆発音と共にその日最大級の衝撃がまた
このスタンド席まで刺さる様にとどろき渡った。

 

 

ハヤブサの金網上からのムーンサルトなど感動のシーンも訪れ

 

大仁田厚引退試合ハヤブサ4
最後は大仁田のサンダーファイヤーパワーポム。

 

 

大仁田厚引退試合ハヤブサ5

 

 

白煙の立ち込める中3カウントが数えられる、もの凄い激闘であった。

 

 

この引退試合以降、大仁田がリングからいなくなった
新生FMWは大仁田時代のデスマッチ・ストリートファイトカラーを消し、
正統派レスリング志向に転換するなどデスマッチの機会は極端に少なくなった。

 

 

後々もIWAジャパンや大日本プロレスなどが
デスマッチを行なっていたがやはり「電流爆破」ではない。

 

 

この大仁田の専売特許である「電流爆破デスマッチ」
これを生でみた衝撃は今も忘れず心に残っているのである。