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ダイナマイト・キッド! 伝説のジュニア外国人プロレスラー。

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ダイナマイト・キッド! 伝説のジュニア外国人プロレスラー。

プロレスって結構、ヘビー級が盛り上がります。
見応えもありますし、技のダイナミックスさも違いますよね。

 

 

逆に軽量級の魅力は何かというとルチャを始めとした華麗な空中殺法!

 

 

ただ、そんな華麗な空中殺法が魅力の軽量級の中にあって、
あまり飛ばないJr戦士がいました。

 

 

それが、爆弾小僧ダイナマイト・キッド!!

 

 

あまり空中殺法は使わず、鍛えられた己の肉体で
ヘビー顔負けのファイトを繰り広げた
ダイナマイト・キッドについて今回は語ってみようかなと!

 

 

 

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たくさんのマットで活躍したダイナマイト・キッド

 

 

元々、カナダカルガリーを拠点して活躍していたキッドは
新日のJr戦士と言うイメージがありますが、
初めての来日は国際プロレスだったようです。

 

 

国際のJrと言えば、和製魔術師、寺西がいたので
結構見応えは会ったでしょう。

 

 

そんなキッドのブレイクは何といっても初代タイガーとの抗争!

 

 

初代タイガーのデビュー戦の相手として登場するも、
負けてしまいましたが、当時凄いレスラーがいると胸が高鳴ったものでした。

 

 

 

その後はコブラとの抗争を経て、全日・WWFに参戦しました。

 

 

全日に移籍後は主にヘビー戦線に顔を出して、
小さい体で従兄弟デイビーボーイ・スミスと
タッグタイトルを獲るなど大活躍!!

 

 

 

 

その後は海外のインディー系の団体や全日本に来日するも
1991年に引退を表明したのですが、ワンマッチリターンと言う形でしょうか、

みちのくに1996年に来日するも全盛期の体と技は見られなかったようです。

 

 

キッドの魅力は・・・デンジャラスなファイトスタイル!

 

 

日本ではよく、カミソリファイターと呼ばれていましたね!

 

 

切れ味鋭い技の数々からそのようなイメージで捉えられていました。

 

 

最近危険な技を見かける事も多く危ないと思う事もしばしばですが、
キッドの場合はちょっと違います。

 

正直、最近の技はただただ危険という感じですが、

一方で軽いという気もします。

 

 

しかし、それに比べてキッドの技はデンジャーと言う言葉が似合う!!

 

 

高速のブレンバスターなどはキッドの真骨頂ですね。

 

 

固めて一気に投げ飛ばす。こんな単純な技なのに説得力がある!

 

 

投げ飛ばして壊してしまうのではないかという迫力です。

 

 

そして極めつけはダイビングヘッドバット!! これに尽きますね~~。

 

dainamaitokiddo2

 

 

何が凄いって相手に見舞った後に自分も出血するという、
まさしく危険と隣り合わせの技・・・。

 

 

更に!! なんといってもキッドの魅力は鍛えられた肉体でした。

 

 

身長は172cm位なので全身を鍛えて
ヘビーにも対抗できるようにしました。(後にこの事が仇となります)

 

 

また、キッドと言えば坊主頭です。

 

ブリティッシュ・ブルドック(パートナーはスミス)になってからの

オールバックもクールでしたが、やはりキッドは坊主でしょう。

 

 

あの小さい体でWWF戦線で暴れまわったんです。

 

 

キッドがいた頃のWWFと言えば大型レスラーが多かったのですが、

スピードと切れ味で翻弄していたキッドの姿は本当に凄かったです。

 

 

 

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ステロイドとプロレスラー、肉体への影響と後遺症

 

 

最後にやはり触れておかないといけない問題があります・・・。

 

 

キッドの体を見て、想像がつくように
彼もステロイドの副作用で体は現在ボロになってしまいました。

 

 

盟友である、スミスはその副作用で39歳の若さで死去、

さらにキッドに憧れ、新日でワイルドペガサスとして活躍、
WCW、WWEでも活躍したクリス・べノワも
2007年に精神的に追い詰められて家族を殺し自身も自殺する悲劇もありました。

 

 

現在のキッドはその副作用で鎮痛剤を使いながら車椅子生活を送っています。

 

その前には妻を脅すというショッキングな事もあったようです。

 

 

そして、みちのくにスポット参戦した時は見るも無残な姿となっていました。
これは車いす生活を送る最後の試合とも言われています。

 

 

レスラーはマッチョな人間がやはり魅力的ですが、
人間の体格って決まっているんですよね。

それを無理やり作るとこんな悲劇が起こるんですよね。

 

 

これってプロレスに限った話ではないですよね。
アスリート全般の問題ですね。(T_T)

 

 

日本人でその様な事は殆どありませんが
外国人レスラーはまだその様な事がある様ですね。

 

やたらとボディビル的な規格外の肉体美を持つ選手はこの様な場合もあるようです。

 

 

日本人では船木誠勝もかつてステロイドを使用していました。

 

 

船木も後に出版した「ハイブリッド肉体改造法」の中で
ステロイドはダメと主張しています。

 

 

ステロイド無しのカッコイイ肉体を見せてほしい!
言うだけの我々ファンは楽ですが(笑)

 

 

でもやっぱり極限に挑むカッコよさこそプロレスラー。

 

 

最後はキッドとは話が少し逸れましたが、

是非、プロレスラーにはステロイド無しで限界に挑んでほしいですね(^^)

 

 

 

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ベイダーのベストバウトは?ついにUWFのリングに上がる!

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ベイダーのベストバウトは?ついにUWFのリングに上がる!

さて、最強外国人の名を欲しいままにしたベイダーでしたが、
前回記事に書いた様に、日本デビューは散々でした。

 

 

これで日本に来てくれなくなるのでは、と思いましたが、
定期参戦してくれたのは嬉しい限りでしたね!!

 

 

しかしベイダーはその格好だけでなく、

まさに皇帝という名前が似合う存在でしたね!
絶対的な力を持つ皇帝でした。

 

 

ハンセンやブロディーなどとは違う力強さがベイダーにはあります。

 

 

という訳でベイダー第二弾です。

 

 

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ベイダーの魅力とは!? 驚異的な身体能力!!

 

biggubannbeida-5
1999年1月15日 特別試合 vs小橋健太戦

 

 

ベイダーのデビューのいきさつはともかく、
強さは間違いがないものだったと思います。

 

 

元々はというと、アメフトのトップ選手として活躍していて
運動神経は良かったといいます。
しかし、ケガの為にアメフトを断念してプロレス入りを決意します。

 

 

前回記事でも触れた名伯楽ブラッド・レイガンズからの指導で
パワーだけでないレスリングの技術を教えてもらいましたし、
彼のバックボーンにはボクシングもありました。

 

 

そして、ベイダーの強さの秘密と言えば・・・

 

 

そう、驚異的な身体能力です。

 

 

あの体でドロップキックをします。更にムーンサルトです。

 

 

こんなレスラーはいません。並外れた能力を持つレスラーという事は分かります。

 

 

ベイダーの初期は永井豪さんデザインの甲冑を持って、
煙を上げるパフォーマンスが定番でした。(タッグを組んだ藤波ともやってましたね)

 

決して色物にならないベイダーは、やはり基本がしっかりしているからでしょう。

 

 

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ベイダーのベストバウトとは?

 

 

ベイダーのベストバウトを語るまえにベイダーの来歴を軽く触れると、
ベイダーは新日登場後、その活躍が本国WCWでも評価され
WCW登場後あのスティングからベルトを奪取しています。

 

 

そして、突然のUWFインター登場。

その後もWWF、FMWスポット参戦、更には全日登場、
プロレスリングノア登場、ハッスル、WWEと多くの団体に参戦しました。

 

 

これだけの団体に登場した外国人レスラーも珍しいですね。
それだけスタイルの違いに順応できる強さとインテリジェンスがあったのですね。

 

 

更に特筆すべきは、IWGP、三冠、プロレスリング世界ヘビー(Uインター)、
GHCタッグ王座、更にWCW王座、UWA王座(メキシコ)など
各団体のタイトルをシングルのみならず、タッグ王座も獲得しています。

更にIWGPと三冠を獲った外国人はベイダー1人です。

 

 

通常シングルだけなら多いのですが、
タッグまでとは中々いないし、意外な器用性が見えます。

 

 

さて本題に戻し、ベイダーと言えば猪木との名勝負、
藤波との魂の戦い、更に三沢、小橋、田上と各トップレスラーと対決しました。

 

 

その中でも評価が高いのがハンセンとの対戦です。

 

 

東京ドームでの三冠王者ハンセンとIWGP王者ベイダーの
超ド級のぶつかり合い。後に男と男の戦いとまで二人は語っています。

 

 

意地と意地のぶつかり合いと団体のプライドと背負った物は大きかったのです。

ベイダーの眼球が潰れる程でした。

 

 

 

 

そして、両者リングアウト(東京)と両者反則(福岡)と
二度の対戦ともすっきりしない決着にも関わらず
後世に伝わる凄い試合として記憶されています。

 

 

特に東京ドームの試合は記憶に残る戦いでした。

 

 

他にもロシアの英雄ハシミコフとの国を賭けた戦い
(当時のロシア勢は強過ぎました)も凄い試合でした。
殺伐とした中で決めた関節技は会心だったと本人も語っていました。

 

 

そしてUWFインターナショナルでの歴戦!

 

 

 

Uインターでも高田や山崎を投げっぱなしパワーボムでKOするなど
比類なき強さを見せてくれます。

(確かこの時はスーパーベイダーというリングネームでした)

 

山崎戦では倒れた後に「ガンバッテ~、ガンバッテ~!!」
謎の日本語を言っていたそうです。

 

 

三沢のエルボーに沈むベイダーも日本人レスラーを
ビッグバンクラッシュで吹っ飛ばすのもベイダー。本当に凄いレスラーです。

 

 

 

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現在のベイダーは闘病中? 余命2年??

 

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そんなベイダーも現在は闘病中です。

 

 

事故による後遺症でうっ血性心不全という診断が下され、
余命2年と言われていますが、複数の医師による治療で回復への努力をしているそうです。

 

 

藤波の45周年に来日、更に受け身を取り損ねて
一時意識不明になりましたが、何とか意識を取り戻して控室に帰りました。

 

 

現在色々な事業を展開しつつプロレスとの関わりを捨てず、

闘病しているベイダー、もう一度元気な姿を見せてほしい!!

 

 

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皇帝戦士ビッグバン・ベイダー 愛されたプロレスラー

 

 

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皇帝戦士ビッグバン・ベイダー 愛されたプロレスラー

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皇帝戦士ビッグバン・ベイダー 愛されたプロレスラー

どーもこんにちは、中村です。

 

 

本日は皇帝戦士・ビッグバン・ベイダーについて書いていきます!

 

 

長くプロレスを見続けてきたあなたなら分かると思うんだけど、
ぶっちゃけ外国人レスラーって結構当たり外れ・・・があるでしょ!?

 

 

そんでこの選手もっと見たいなーとか思っていたらメジャー団体にとられたりして。
来日困難になってしまう選手もいました。

 

 

逆に「えっ、この選手がこんなになったの」
というレスラーもいるんですよね~~。

 

 

有名どころは墓堀人、ジ・アンダーテイーカー
(パニッシャー・ダイス・モーガン)でしょうか?

 

 

途中から墓掘らなくなりましけどね!!(笑)

 

 

という訳で、ハンセンやブロディー(ブロディーはまた別な理由がありますが)、
マードックみたいに定期的に来てくれる外国人選手は非常に有難い存在です。

 

 

定期参戦していたホーガンもWWFの看板レスラーになったら
そこまで来れなくなりましたね。

 

 

そして、今回はベイダーについて。行ってみましょう!。

 

 

実はベイダーの日本デビューは結構ドタバタだったんですよね!!

 

 

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TPGプロレス軍団の刺客として登場

 

biggubannbeida-2

 

 

TPGって最近のファンは知らないでしょうね!!
これが何かっていうと・・・たけしプロレス軍団!!

 

 

プロレス専門新聞東スポにも定期的に投稿している世界の北野です。

 

 

そのビートたけし率いるプロレス軍団なんですけど、
これがまた凄いのよ奥さん。

 

 

あまり知られてないですが、

スペル・デルフィン(モンキー・マジック・ワキタ)や
邪道・外道など今でも一線で活躍するプロレスラーがいました。

 

 

更に、コーチがアポロ菅原だった事を付け加えておきます。

 

 

アポロ菅原ってあーた・・・マニアックだわ、しかし。

 

 

とにかくにも、TPGはプロレス好きのたけしが
昔の熱気を呼び戻したいと作った団体でした。

 

 

その心意気は気持ちいいですね。

 

 

そしてついに登場したTPGが登場したのが
1987年12月27日の両国国技館!!

 

 

かなりのブーイングを浴びての登場でした。

まっ、その前に挑戦状は叩きつけているのでしたが。

 

 

対戦カードはマサ斉藤&ベイダーVS藤波・木村という
カード的にはいいカードだったんですが、ここでタカがアジテートします。

 

 

「猪木さんベイダーと戦って下さい!」とアピールしました。

 

 

これは観客だけでなく健吾に火が点いちゃいました。

 

「こら、たけし、俺たちが相手じゃ不満か」と激オコでした。

 

 

そして、猪木が登場して「どうですかー」という名言が生まれます。

 

 

しかし、これは天才的な猪木でも予想外でしたね。

 

 

観客の怒りはマックスに達しました。

 

 

国技館のパイプ椅子が投げ込まれ、更に物がリングに投げ込まれました。

その状況を察した猪木の対戦相手の長州が出てきて、
泣きそうな顔で「猪木俺と戦ってくれ」と観客をおさえつけます。

 

 

そして行われた試合が、長州・マサ斉藤vs藤波・木村が行われ、
その試合は早々に終わり、そのまま猪木vs長州へとなだれ込み
卍固めをした猪木に馳の乱入で不完全燃焼、

その後のベイダーvs猪木が行われるも、
ベイダーの一方的な勝ちで終わってしまいます。

 

 

観客の怒りはマックスで国技館は暴動の巣となりました。
この事で坂口が相撲協会に謝罪して、

そのまま国技館の使用は出来ませんでした。

前代未聞の事態でした。

 

 

タカのアジテートは的を得ていたのかもしれませんし、
猪木もこの流れならと踏んだのが、完全に裏目にでました。

 

たけしの弱ったなーと言う顔が印象的でした。

 

 

かくして、こんなひどい形でベイダーは参戦したのでした・・・。

 

 

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飛龍革命とベイダー。藤波との運命の一戦へ

 

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ベイダーはその後も定期的に新日へ定期参戦してくると、
元々ブラッド・レイガンズ(ロシア勢との対戦の時は参謀として大活躍した)仕込みの
レスリング技術と豪快なパワー殺法で新日を席巻し始めます。

 

 

簡単に言うと、手が付けられない状態ですね。
それほどベイダーは強かった。

 

 

猪木も中々勝てなかったですし、

IWGP王座も獲り、タッグも獲りと無双状態でした。

 

 

そして、そんな膠着した新日戦線にカツを入れたのがドラゴン藤波!!

 

 

猪木に「ベイダーとやらして下さい」と訴え張り手を見舞い、
更に髪の毛をハサミで切り、本気度を見せた後に猪木が「OK」と答え、
そして、藤波とベイダーの対戦は熱戦となりました。

 

 

 

逆さ抑え込みで勝ちを収めめた藤波の手を挙げ、勝利を称えました。
いい男です、ベイダー。

 

 

この後、藤波との友情タッグも結成して、
更に藤波の記念イベントにも満身創痍の体で参加しました。

 

 

とベイダーの陰には新日の歴史があったのです。

 

 

新日の歴史の変換点にベイダーありですね。

 

 

という事で後半に続きます!!

 

ベイダーのベストバウトは?ついにUWFのリングに上がる!

 

 

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後藤達俊&小原道由! 彷徨える狂犬「クレイジードッグス」

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後藤達俊&小原道由! 彷徨える狂犬「クレイジードッグス」

しかし長年プロレスを見ていると
この選手強いなあ! と玄人視線で見ちゃう選手っていますよね!!

 

 

ミーハーなファンは派手目なベビーフェイス系が好きでしょ?

 

 

しかしね、それだとプロレスの楽しみは半減してしまうのですよ。

憎らしい程強い、ヒール系もいいなと思います。

 

 

更にもっと突き詰めると“いぶし銀ファイター”がいます。
“いぶし銀ファイター”ってどんなだかわかります?

 

 

試合を巧く組み立てながら観客をアジテート出来る、
そんなファイターの事ですね!!

 

 

上手いだけでなく、観客を煽りながら試合するので
結構観客がヒート出来る試合を見る事が出来ます。

 

 

アメリカでいう所のニック・ボック・ウィンクル?
リック・フレアーはある意味完成系って所ですね。

 

 

日本では木戸修や藤原善明、淵あたりですかね!!

 

 

いぶし銀の代表格って言うと第一人者はどうしても
木戸修に奪われがちなんだけど、そんな中で是非語りたい、

プロレススキルの高い選手が後藤達俊と小原道由!!

 

 

結構地味なので忘れているかもしれません。
そんな二人について語ってみます。

 

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小原道由と小原道由とはどんな選手!?

 

 

後藤達俊と小原道由というと、どういう印象がありますか!?

 

 

簡単に言うと地味な選手? 特に後藤に関しては間違いないです。

 

 

しかし、見て下さい、後藤の評価の高いバックドロップ!!

 

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ジャンボ鶴田以外の選手での完成度としては、素晴らしく芸術的です。

 

 

また、小原は道場最強説と危ない男としてブレイクします。
PRIDEでは結果が出ませんでしたが、ランデルマン、
ヘンゾ・グレイシーと対戦して最後まで持った
というタフネスさは評価してもいいのではと思います。

 

 

因みに二人ともヤングライオン杯(新日若手の登竜門)でも活躍しました。

(小原は優勝、後藤は決勝に進むも怪我でキャンセル)

 

 

因みに後藤は寛水流(猪木が名誉会長)から新日本へ
小原はアニマル浜口ジムから新日本入門へとキャラ通りです。

 

 

後藤達俊と小原道由の放浪的プロレス人生

 

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後藤も小原も実力はありながら、なぜか本道に乗りきれない所がありましたね!

 

 

後藤は怪我もあって中々表へと行けなかったのですが、
保永昇男・ヒロ斉藤と“ブロンドアウトローズ”を結成すると少しブレイクします。

一方、小原も中々波に乗り切れないままプロレスを続けます。

 

 

グランド最強を引っ提げて挑んだランデルマン戦はボコボコにやられ、
健介には6秒で葬り去られるなど、中々上手くいかなかったですが、

 

 

橋本・小川戦のセコンドでの暴れっぷりは狂犬の片鱗を見せていました。

 

 

そんな二人が出会ったのは、例によって名門(笑)反選手会同盟!!

 

 

このブログの中心的軍団に所属するという

栄誉あるポジションを勝ち得たのであります!!

(なんだそりゃ・・・)

 

 

小原が新日正規軍と仲間割れして反選手会同盟に加入!
なんとなく小原自身も現状を打破しようとしていた気がします。

 

 

そして二人が立っていると何か越中などにはない反逆さがありました。

 

 

nWoジャパンに加入しようとするも、蝶野は拒否。
しかし、査定マッチで権利を勝ち取り、
更にバックドロップで蝶野を投げつけ、“犬軍団”を結成!!
思う存分暴れました。

 

 

更にその勢いでなんと越中・健介組からIWGPタッグを奪取!!
(その時のインタビューで祝杯缶ビール2本に文句を言うという

「缶ビール2本事件」も発生)

 

 

その後クレイジードッグとして活動を始めると、
星野総裁の魔界倶楽部との抗争をスタート、
エンセン井上という大物も参加して盛り上がっていったんですね~。

 

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派手目なスタイルは似合わない後藤・小原

 

 

後藤・小原共、決して派手ではないのですが、存在感のあるレスラーでした。

 

 

後藤は新日退団後は藤波の無我、天龍プロジェクトなどを渡り歩きます。

 

 

一方小原は交通事故の後遺症でプロレス引退後は
サラリーマンとして活躍しています。

 

 

ここで思うのは、派手なスタイルが似合う選手、
似合わない選手がいますがどちらもプロレスには必要な要素って事!!
どちらが欠けてもいけないんですよね。

 

 

二人のタッグの試合で安田・藤田と対戦した試合は
二人の良さが存分に見れます。

 

 

レフリーのブラインドをついての狂気攻撃から
スパナラリアットという古典的な試合を繰り広げます。

これを他の選手がやってしまうと大ブーイングですが、

この二人がやると違ったブーイングがおきます。

 

 

これが二人の魅力であり、良さですよね!!

 

 

小原道由さんは引退後サラリーマンをされていて、

 

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若干ネタにされている所もありますが、

これもファンの根強い人気あればこそと言えます!!

 

 

本当に記憶に残らないプロレスラーならこうはならないですからね・・・。

 

 

世間一般的にはともかく、玄人受けする

実力を持ったプロレスラーだった事は間違いありません。

 

 

これこそいぶし銀レスラーですね!!

 

 

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「虎ハンター」「フィッシャーマン」小林邦昭について語ってみた!

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「虎ハンター」「フィッシャーマン」小林邦昭について語ってみた!

“サンペイちゃん”って聞いて、
ああ、あのレスラーかって分かる人は通ですね!

 

 

“サンペイちゃん”は新日のJr戦線を支えた小林邦昭のニックネームです。

 

 

小林と言えば、現在ではブログなどで見る
料理が大好評で女子力のあるプロレスラーとして有名です。

 

 

実際、ブログなどを覗くと大変おいしそうな
料理の写真がアップされている事に驚きを感じます。

 

小林邦昭のTwitterアカウント名もセンスの良さを感じ思わずニヤリ( ̄▽ ̄)

 

 

 

という訳で、今回は小林邦昭を振り返ってみましょう!!

 

 

 

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新日ジュニアを支えた小林邦昭とは

 

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小林は1956年生まれの新日所属のプロレスラーでした。

 

 

現在は引退して、解説や新日の役員として現在も活躍されていますが、
実はガンを患い手術をしていた事を後日、
前田と佐山の対談の中で明かされており、現在治療中です。

 

 

さて、小林と言えば大食漢として有名で
レストランのメニューを総ナメしたとか、
あまりに食べ過ぎるので、プロレスラーになったなど
その手のエピソードには事欠きませんでした。

 

 

新日で初代タイガーとの抗争後は長州の維新軍に参加して、
更にその後のジャパンプロレスにて、
全日参戦2代目タイガーとの抗争から新日Uターン後、
誠心会館との抗争を経て、反選手会同盟(平成維震軍)に参加しました。

 

 

その後は新日正規軍やWARとの抗争などを繰り広げ、
2000年にライガー戦にて引退しています。

 

 

几帳面で真面目な人格は後輩、先輩関わらず人気を博しました。

 

 

後輩の為に飲み代のみならず送迎をこなすなど、見習うべき点は多いです。

そして、礼儀にも厳しくその事が誠心会館との抗争のスタートとなりました。

 

 

赤いマーシャルアーツのパンタロンを上手く着こなしたのは
小林邦昭だけではないでしょうか。

 

 

初代タイガーとの抗争では悪役としてブレイクしましたが、
あの赤いパンタロンを見ると、ベニー・ユキーデを思い出します。
(マーシャルアーツ=ベニー・ユキーデでしたから)

 

 

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小林邦昭と云えば・・・「虎ハンター」!

 

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虎ハンターって言葉を知っていますか??

“虎ハンター”っていう言葉を知っているのは、昭和世代でしょう。

佐山タイガーのマスクを剥がしにくる様子は、当時はドキドキしたものでした。

 

 

ヒーローの正体がばれるというドキドキと
小林の憎らしい程のファイトスタイルは新鮮であり、
ちょっと格好いいとも思っておりました。

 

 

その後、全日に移り三沢タイガーとの抗争も始まり相変わらず虎ハンターでした。

王座決定戦だったと思いますが、
フィッシャーマンズスープレックスの改良版で勝利した時は、感動でしたね。

 

(その後三沢のエグイスープレックスで負けましたが、

あの技は封印される程の危険度でした)

 

 

小林と言えば新日ジュニア戦線において大変貴重な存在でした。

 

 

佐山タイガー、ダイナマイトキッド、コブラ、ライガー(デビュー戦の相手)と
時代を代表するレスラーと対戦しています。

 

 

ヘビー戦線でも野上(AKIRA)と組んでUインターと戦ったりしています。

 

とにかくいろんなスタイルの選手と戦っているのですが、
小林スタイルは変わらず(コスチュームは変わった事もあります)
相手に合わせつつ、自分の懐の中で試合を組み立てるといった感じでしょうか。

 

 

良く、ダークヒーローという言葉がありますが、そんな感じでした。

 

 

トラースキックからのフィッシャーマンは定番コースでした。

 

 

今でこそいろんな人が進化型を使っていますが、
いやいや、小林邦昭のフィッシャーマンが一番クールである!!

と言わせて頂きたい。

 

 

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名付け親は古舘伊知郎さんらしいです。

 

 

因みに、フィッシャーマンの容量で抱え上げて垂直落下させる

ライガーの技がありましたね。

 

 

最初は技名は確か公表されてなく・・・

後に「フィッシャーマンバスター」と命名されましたが、

過激化の一途を辿る中で発案された

ワビサビの無い技という認識でいます(笑)

 

 

なんにせよ、フィッシャーマンと言えば小林邦昭。

これは間違いの無い所であります!

 

 

陰に徹した小林そして現在はSNSで表へ

 

 

マーシャルアーツという言葉を一般的にしたのは小林の功績でしょう。

 

 

情報だけのベニー・ユキーデより分かりやすかったと思います。
また、佐山タイガーの成功は小林のヒールラフファイトがあったからでしょう。

 

 

また、小林は後日長州のサポートに徹したいとも語っており、
浜口のような参謀的な役割を目指しているとも言っていましたが、

 

 

それが後の維震軍での立場で実現しています。

 

 

現在ではグルメSNSでの小林の方が有名ですが、
プロレスラー小林ももっと魅力的です。

 

 

ぜひ、YouTubeなどでチェックしてみて下さい。

 

 

 

 

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