2017年08月の記事一覧

プロレス名勝負数え唄

月別:2017年08月

後藤達俊&小原道由! 彷徨える狂犬「クレイジードッグス」

この記事は約 4 分で読めます

後藤達俊&小原道由! 彷徨える狂犬「クレイジードッグス」

しかし長年プロレスを見ていると
この選手強いなあ! と玄人視線で見ちゃう選手っていますよね!!

 

 

ミーハーなファンは派手目なベビーフェイス系が好きでしょ?

 

 

しかしね、それだとプロレスの楽しみは半減してしまうのですよ。

憎らしい程強い、ヒール系もいいなと思います。

 

 

更にもっと突き詰めると“いぶし銀ファイター”がいます。
“いぶし銀ファイター”ってどんなだかわかります?

 

 

試合を巧く組み立てながら観客をアジテート出来る、
そんなファイターの事ですね!!

 

 

上手いだけでなく、観客を煽りながら試合するので
結構観客がヒート出来る試合を見る事が出来ます。

 

 

アメリカでいう所のニック・ボック・ウィンクル?
リック・フレアーはある意味完成系って所ですね。

 

 

日本では木戸修や藤原善明、淵あたりですかね!!

 

 

いぶし銀の代表格って言うと第一人者はどうしても
木戸修に奪われがちなんだけど、そんな中で是非語りたい、

プロレススキルの高い選手が後藤達俊と小原道由!!

 

 

結構地味なので忘れているかもしれません。
そんな二人について語ってみます。

 

スポンサードリンク

 

小原道由と小原道由とはどんな選手!?

 

 

後藤達俊と小原道由というと、どういう印象がありますか!?

 

 

簡単に言うと地味な選手? 特に後藤に関しては間違いないです。

 

 

しかし、見て下さい、後藤の評価の高いバックドロップ!!

 

gotou_bakkudoroppu

 

 

ジャンボ鶴田以外の選手での完成度としては、素晴らしく芸術的です。

 

 

また、小原は道場最強説と危ない男としてブレイクします。
PRIDEでは結果が出ませんでしたが、ランデルマン、
ヘンゾ・グレイシーと対戦して最後まで持った
というタフネスさは評価してもいいのではと思います。

 

 

因みに二人ともヤングライオン杯(新日若手の登竜門)でも活躍しました。

(小原は優勝、後藤は決勝に進むも怪我でキャンセル)

 

 

因みに後藤は寛水流(猪木が名誉会長)から新日本へ
小原はアニマル浜口ジムから新日本入門へとキャラ通りです。

 

 

後藤達俊と小原道由の放浪的プロレス人生

 

gotou_ohara

 

 

後藤も小原も実力はありながら、なぜか本道に乗りきれない所がありましたね!

 

 

後藤は怪我もあって中々表へと行けなかったのですが、
保永昇男・ヒロ斉藤と“ブロンドアウトローズ”を結成すると少しブレイクします。

一方、小原も中々波に乗り切れないままプロレスを続けます。

 

 

グランド最強を引っ提げて挑んだランデルマン戦はボコボコにやられ、
健介には6秒で葬り去られるなど、中々上手くいかなかったですが、

 

 

橋本・小川戦のセコンドでの暴れっぷりは狂犬の片鱗を見せていました。

 

 

そんな二人が出会ったのは、例によって名門(笑)反選手会同盟!!

 

 

このブログの中心的軍団に所属するという

栄誉あるポジションを勝ち得たのであります!!

(なんだそりゃ・・・)

 

 

小原が新日正規軍と仲間割れして反選手会同盟に加入!
なんとなく小原自身も現状を打破しようとしていた気がします。

 

 

そして二人が立っていると何か越中などにはない反逆さがありました。

 

 

nWoジャパンに加入しようとするも、蝶野は拒否。
しかし、査定マッチで権利を勝ち取り、
更にバックドロップで蝶野を投げつけ、“犬軍団”を結成!!
思う存分暴れました。

 

 

更にその勢いでなんと越中・健介組からIWGPタッグを奪取!!
(その時のインタビューで祝杯缶ビール2本に文句を言うという

「缶ビール2本事件」も発生)

 

 

その後クレイジードッグとして活動を始めると、
星野総裁の魔界倶楽部との抗争をスタート、
エンセン井上という大物も参加して盛り上がっていったんですね~。

 

gotoutatutoshi_oharamitiyoshi2

 

 

スポンサードリンク


派手目なスタイルは似合わない後藤・小原

 

 

後藤・小原共、決して派手ではないのですが、存在感のあるレスラーでした。

 

 

後藤は新日退団後は藤波の無我、天龍プロジェクトなどを渡り歩きます。

 

 

一方小原は交通事故の後遺症でプロレス引退後は
サラリーマンとして活躍しています。

 

 

ここで思うのは、派手なスタイルが似合う選手、
似合わない選手がいますがどちらもプロレスには必要な要素って事!!
どちらが欠けてもいけないんですよね。

 

 

二人のタッグの試合で安田・藤田と対戦した試合は
二人の良さが存分に見れます。

 

 

レフリーのブラインドをついての狂気攻撃から
スパナラリアットという古典的な試合を繰り広げます。

これを他の選手がやってしまうと大ブーイングですが、

この二人がやると違ったブーイングがおきます。

 

 

これが二人の魅力であり、良さですよね!!

 

 

小原道由さんは引退後サラリーマンをされていて、

 

oharamitiyoshi

 

若干ネタにされている所もありますが、

これもファンの根強い人気あればこそと言えます!!

 

 

本当に記憶に残らないプロレスラーならこうはならないですからね・・・。

 

 

世間一般的にはともかく、玄人受けする

実力を持ったプロレスラーだった事は間違いありません。

 

 

これこそいぶし銀レスラーですね!!

 

 

スポンサードリンク

プロレスカッコいいロック系テーマソング6選!

この記事は約 4 分で読めます

プロレスカッコいいロック系テーマソング6選!

プロレスのテーマというと、オリジナルも多いのですが、
やっぱりロックの名曲が使われているとテンションあがるよね!!

 

 

また、プロレスのテーマから洋楽に入り込むというのもありです。

 

 

プロレスとロック!! 何という素晴らしい組み合わせでしょう!!
やっぱりプロレスにはロックでしょう。

 

 

という事でカッコいいテーマソングを勝手に選んだよ!!

 

 

とにかく聞くだけでテンションが上がります。

 

スポンサードリンク

移民の歌 (ブルーザー・ブロディ)

 

buru-za-burodexi

 

ご存知ブロディのテーマにして、レッド・ツェッペリンの名曲!!
ジミー・ペイジのギターリフに合わせての
ロバート・プラントのアクティブなボーカルは最高!!

 

時間も短くスピード感溢れます。

 

 

特に初めのプラントの叫びは野生です。まさしくブロディーです。

 

 

超獣という言葉が似合う楽曲だよね!!

ロックにもプロレスの歴史に残る名曲です。

 

 

丁度中盤辺りでブロディーの雄叫びと
移民の歌のシンクロは入場シーンの名場面でしょう。

 

 

ちなみに新日登場時にはベートーベンの
「運命」を初めに流す粋な演出もありました!

 

 

サンライズ (スタン・ハンセン)

 

sutanhansen2

 

スタン・ハンセンというより、プロレスのテーマソングです。
元々は日本のロックバンドスペクトラムの曲でボーカルも入っていました。

 

 

 

こちらもカッコいい!!

 

更にイントロは“デンジャー・ゾーン”で有名なケニー・ロギンスの曲から

引用したそうで、のどかな牧場の雰囲気を壊すように曲はスピードアップします。

 

 

そしてこの曲の魅力はホーンセクションです。

 

 

戦いのノロシのようにホーンが高々と鳴るのは、
人間の本性に火を点けるような感覚でしょうか。

 

 

今でもこの曲に乗ってハンセンがブルロープを振り回す姿が目に浮かぶ・・・

 

 

やはり、一番カッコ良くテンションあがる名曲でしょ!!

 

 

アイアンマン (ザ・ロード・ウォリアーズ)

 

ro-douxoria-zu

 

 

ご存知、ザ・ロード・ウォリアーズの入場曲にして、ブラックサバスの名曲です。

 

 

とにかくカッコいい。

 

 

印象的なリフから入る重厚なサウンドはまさしくヘヴィーメタル。

 

 

オジー・オズボーンのボーカルとトニー・アイオミのギターはレジェンドですね。

 

 

これに乗ってウォリアーズが疾走する姿は印象的で、心躍る名場面です!!

 

 

因みにこのアイアンマンが入っていた“パラノイド”は
ウォリアーズが出た当初は廃版扱いだったんだけど、

ウォリアーズの人気と共にCD化されました!

 

プロレスとロックの革命ってやつですね!!

 

 

ただ入場が全力疾走だったので、
ヴォーカル部分はあまり聞く事はなかったという・・・。

 

スポンサードリンク


サンダー・ストーム (天龍源一郎)

 

tenryuugennitirou

 

ご存知、天龍源一郎のテーマソングにして、高中正義の名曲です。

ギター名人高中の疾走感溢れるナンバー。

 

実際会場で使われている時はオリジナルとはアレンジ替えVer.です。

 

 

このナンバーの「メインイベント」は天龍源一郎の引退試合の時の生演奏!!

これ最高ですね。かなりアレンジをきかせていましたが、最高です。

 

 

本当に言葉にならない位はまっていますね。

 

 

ストラットを自由に操る姿は本当にベテランの味です。

 

 

ワイルド・シング (大仁田厚)

 

oonitaatushi_wairudoshingu

 

 

「ワイルド・シング」と聞いて何を思い浮かべますか?

 

 

映画メジャー・リーグでしょうか。いやいや!!

 

 

邪道、大仁田厚のテーマです!!(笑)

 

 

オリジナルはチップ・テイラーの曲で
大仁田がメジャー・リーグのストーリーに感動して使用したという曲です。

 

 

とにかくアメリカンロックと言う感じで最高ですね。

 

 

イントロから最高にカッコいい。テンションあがります。

 

 

大仁田が指を突き上げるポーズが印象的ですね。

因みにこれはXと言うバンドのヴァージョンです。

 

 

 

勇士の叫び (殺人魚雷コンビ)

 

satujingyoraikonbi

 

最後にスティーブ・ウィリアムスとテリー・ゴーディーの

殺人魚雷コンビのテーマソングでKISSの名曲です。

 

 

ドラムから入るイントロから叫び声が流れる中、二人が疾走し、リングイン。最高です。

この二人の為に作られた曲の様です。

 

 

ハードロックのお手本ですね。かなりテンションあがります。
ドラムから入るとなぜか野生の血がたぎりますね。

 

 

そしてあの雄叫び。素晴らしい完成度です。また聞きたいです。

 

 

スポンサードリンク

紫雷イオの欠場で思った事。

この記事は約 3 分で読めます

紫雷イオの欠場で思った事。

紫雷イオが先日6月21日の岩谷麻優に敗れて、
ワールド王座を失いました。

 

 

更に多くの首のダメージが蓄積して、長期欠場しました。

 

 

WWE移籍も噂される中の長期欠場は意味深ですね。

 

 

“人生をリセットしたい”と言うコメントも何かを予感させます。

 

 

そこで今回は紫雷イオの事や
最近のプロレスの危険度をちょっと考えてみたいと思います。

 

スポンサードリンク

最近のプロレスって危険すぎる技のオンパレード

 

スタイナースクリュードライバー

 

 

イオの欠場は、ちょっと衝撃的でした。

 

 

まず何がって結構試合とか見ていると
イオの運動神経の良さは凄いと思っていた事があります。

 

 

トップロープからの雪崩式で落とされる前に着地するほどの運動神経は
いくら女子の選手が軽いっていっても中々出来る事ではないですよ。

 

 

しかし、それを上回る程のデンジャラスな技の数々。

思うに結構男子より危険度は高いような気がします。

 

体重が軽い分衝撃は少ないのかもしれませんが。

 

 

ジャーマンの連続など、これって後頭部への衝撃って
半端ないのではと思います。

 

 

更に角度がつきすぎたドラゴンスープレックス、
パッケージジャーマンも実際手を固定させているので、
かなり受け身がとりづらい技です。

 

 

実際藤波が初披露したドラゴンは後に危険すぎて封印された技でした。

 

 

しかし、それを更に角度をつけるとは事故が起きても仕方ない程ですよ。

 

 

ここで思い出すのは、男子でも本間や柴田の怪我による長期休場。
特に本間は死が目前だったという尋常ではない結果です。

 

 

そこに来て、イオの欠場です。これって結構危険な兆候ではと思います。

 

 

思えば、プラム麻里子がタイガードライバーで
試合中に亡くなり、大きな問題となりました。

 

 

その後三沢が試合中に亡くなりました。

 

 

三沢はかなり首へのダメージが蓄積されていて、
それが一気に噴き出したような感じでした。

 

 

あんなに受け身の上手いレスラーだったのにと思いました。

それはイオにも言える事ではと思いました。

 

 

岩谷との対戦で最終的には決断したのですが、
実はその前のトニー・ストーム戦での
パイルドライバーで違和感を持っていたようでしたので、
ちょっと怖いですね。

 

 

ファンも常に過激を求めすぎて究極の状態を見ているのではと思います。

やはり体あってのプロレス。

高度な技の応酬もいいですが、行き過ぎた技はやはり心配ですね。

 

関連記事

スタイナースクリュードライバー(SSD)で馳浩死んだ!と思った件。

 

 

スポンサードリンク


実はWWE移籍への布石だったりして

 

ASUKA_WWE_kana

 

ちょっとひねくれた見方をしてみます。
WWEと言えば世界でもトップのプロレス団体です。

ショーマンプロレスに徹して、サイドストーリーが充実した
エンターティナー的なプロレスです。

 

 

そこに華名ことASUKAが参戦しているのですが、
今度イオと同じスターダムの宝城カイリが正式参戦する事が決定しました。

 

 

カイリと言えばルックスだけでなく
抜群の運動神経で女子プロ界の人気者でした。

 

 

カイリもWWE行き前は結構不審な動きでしたけど。

そういえば華名もでしたけど。
という事はイオも実はWWE参戦が決まっていたりして。

実際WWEのスカウトの目にはとまっているみたいですが。

更にトライアウトも受けているらしいので、
ありえない話ではないですね。

 

 

しかしメディカルチェックで引っかかる可能性もありますが。

しかし、ブル中野以来のベルト戴冠も夢ではないので、
ぜひ、挑戦して欲しい気もします。

 

 

あのプロレスはアメリカでも受ける要素は多いです。
華名よりも可能性を感じます。

 

 

ルックスもいけるし、技の派手さもあるので
アメリカンプロレス合っているような気もしますけど。

 

 

そして、逆輸入で更に進化したイオのプロレス見たいですね。

 

 

でも、もう少し日本で活躍して欲しい気もします。

NOSAWA論外の件もあって、不幸なレスラーになり、
やっとブレイクしたイオ。今度は幸せなレスラーになって欲しいです。

 

スポンサードリンク