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まさに極悪人、残虐の限りを尽くすミスターポーゴ!!
ここのところFMW関係の投稿が続いているけど
FMWはなんとく振り返ればしんみりとした記事が多くなってしまう。
今回はそのムードを吹き飛ばすべく?
まさに極悪人、ミスターポーゴについて語ろう!
ミスターポーゴは思えば私、中村が「週刊プロレス」を定期的に取り始めた頃から
FMWにてその極悪非道ぶりを発揮していた。
週刊プロレス誌上で記憶があるのは確か
大仁田厚 対 ミスターポーゴの電流爆破デスマッチ
とは言っても大仁田とポーゴなんて
何回対戦しているか分からないレベルな訳だが、
確か珍さんが巻き込まれた回というのがあったな~。
今思えばミスター珍って・・・笑
FMWも本当に「なんでもあり」だったんだなぁ(笑)
いつも癒し系の試合をしてファンの人気者だった
珍さんだが、メインの抗争である大仁田、ポーゴ間に挟まれ
電流爆破に巻き込まれるという大変な事件があった。
まさにその煽動役もミスターポーゴ。
このミスターポーゴというプロレスラー、やる事なす事凄すぎる最凶の極悪人。
だってプロレスのリング上なのに
迷彩のバギーパンツはいて表れて鎖鎌攻撃をしちゃうのだ。
ミスターポーゴの攻撃の数々。
得意技はビッグファイアー
(炎を付けたタイマツを持ってガソリンを吹きかける火炎攻撃)
そして鎖鎌を利用したチェーン絞首刑による失神KO・・・
もはや何がなんだか分からない。
今思えばこれ程ブッ飛んだ男もいない。
しかし当時の中村少年は平然とそれを受け容れていたものだから
常識というのは恐ろしいものだ(笑)
当時の週刊プロレスを読めば毎週の様にFMWのデスマッチ、
ストリートファイトトルネード6人タッグマッチの
試合記事が載っていたのだから免疫もつく。
当時はマンガやアニメで描かれたり流行りの格闘ゲームの中にあるような
過激なデスマッチが現実にもあるんだ!
と感動してワクワクしてしまったものだ。
そんなミスターポーゴ。
その振り切れっぷりは気持ち良い程で
相手選手に凶器攻撃を仕掛ける度の
観客席の悲鳴もまさにしたやったりといった所だったろう。
そんなポーゴのもう一つの姿がポーゴ大王、
そして更にグレードアップした「大・ポーゴ大王」だ。
「大・ポーゴ大王」降臨の予告に週プロの反応は・・・
この「大・ポーゴ大王」は確かグレート・ニタと対抗する為に生まれた
超生命体だった気がするが、これを試合後の控え室インタビューで発表した際に
週刊プロレスに書かれていた試合リポートが秀逸。
「大・ポーゴ大王だっ!」
とっさに考え付いた為かなんともチープなネーミングになってしまったが、
きっと更にパワーアップしたポーゴ大王が出現するという事だろう。
という・・・記憶は定かではないが
こんなニュアンスで書いてあった気がする笑
なんともチープなネーミングになってしまったが
とか 笑
ププッ。クスクス。
ちょいちょい週プロの突っ込みは
そんな事書いちゃっていいの?
って内容もあり面白いのだが、
御多分に洩れず、ポーゴの発言も突っ込まれていたのだった。
このグレート・ニタとポーゴ大王の抗争が行われていたのが1995年頃。
札幌中島体育センターにてシングルマッチが行われていたがその時の様子がこちら。
グレート・ニタVSポーゴ大王
不敵な笑みを浮かべるグレート・ニタに対するポーゴ大王。
試合は有刺鉄線バットを用いたポーゴ大王だが
攻撃してもゾンビの様に迫ってくいるグレート・ニタに
一瞬怯えた様な表情を見せてひるむ場面も・・・
この試合はグレート・ニタの勝利。
一旦3カウントが入ろうとした所をわざわざ肩を上げさせたグレート・ニタ。
再度有刺鉄線ファイヤーバットによる
追い打ちを加え3カウントを奪うという念の入りようだった。
ちょっと過激過ぎて当ブログでは写真を載せられないっす・・・すいません。
言葉で想像して下さい!!
大仁田引退ツアーの相手をずっと務め続けたのが
ポーゴであって、大仁田が輝けたのもミスターポーゴがいたからこそ!
そして大仁田引退後の新生FMWでは超強過ぎる敵の象徴的存在、
最強のラスボス的立ち位置で存在感を示してくれた。
少年マンガでも敵だけど人気キャラというのがいる。
ポーゴは正しくそのタイプだった。
週刊少年JUMP恒例、人気キャラクター投票をしたら
恐らく5位以内くらいには入っただろう(笑)
関川哲夫、又の名をミスターポーゴ。
後にも先にもこんな極悪人はいない。
これこそがポーゴに対する最大級の賛辞。
ただのヒールという言葉では収まりきらない
まさに天下無双の極悪人であった。