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プロレスター、スタン・ハンセンの魅力って何だろう!?
それはやはり無鉄砲過ぎるファイトスタイル!!
とにかく後先を考えない、感情に任せたファイトスタイルでしょ~。
玄人好みのテクニックを競うプロレスも楽しいのですが、
やはり、醍醐味は力と力のぶつかり合いではではないでしょうか!!
そして、その究めつけがラリアット!!
・・・ていう事でいいよね?
たくさんのレスラーが使っているのですが、ハンセンのそれは格別!!
ウェスタン・ラリアットだけが本当のラリアットと呼びたいですね。
ではでは、ハンセンとラリアットについて、
拘りの解説を勝手にしていこーと思います!!
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君はスタン・“ザ・ラリアット”・ハンセンというニックネームを知っているか!?
“ラリアット”というのは本当に単純な技で、
ただ手を伸ばして相手に当てるだけです。
武藤はラリアットに対して
「ただ手を伸ばしただけ」と酷評したそうですが、
ただ腕を当てると言う技が
なぜここまで広がったのでしょうか!?
答えは至ってシンプルで、
真似がしやすく更に強力な武器になるからです。
後にハンセンはたくさんのラリアット使いが出てきた事に対して、
嫌な気分ではないと、それだけが効果がある技という事だと後に語っています。
そう簡単な技なのです。
誰しも真似したり、出来る技なのです。
しかーし!!
ハンセンとは比べ物になりません。これは断言できます。
長州のリキラリアット、鶴田のジャンボラリアット、
アルティメット・ウォリアーのディンゴ・ボンバー、
他にもクロスラインと呼ばれる事もありますが。
後、ホーガンのアックスボンバーはラリアットの変形ですね。
しかし、違うのです。ハンセンとは何かが違うのです。
アーム・レスリングチャンピオンのノートンが放っても、
ウォリアーズが決めても違うのです。
相手を倒し、「これで決まったらしょうがない」
というラリアットはハンセンだけです。
その事からハンセンのニックネームの1つが
スタン・ザ・ラリアット・ハンセンとなったのでしょう。
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沢山の有名選手を倒してきた必殺技ウェスタン・ラリアット
ハンセンのラリアットの餌食になった選手は数知れず。
まず、挙げると前田日明(若手時代)、
三沢、阿修羅・原、ターザン後藤、武藤、蝶野と
若手時代の有名選手は腹いせに良く食らっていましたね。
因みに前田は「ハンセンのラリアットが一番痛かった」と言っています。
また、阿修羅・原はその技を真似して“ヒットマン・ラリアット”を完成させます。
結構ハンセンのラリアットに似ていますね。
さて、これは試合後の大暴れのラリアットでした。
実際、試合でもたくさんのレスラーを沈めてきました。
まずは猪木です。NWFタイトルを巡っての抗争の中で伝説が生まれました。
猪木をKOする程の破壊力に
猪木は捨身の逆ラリアットで勝ったのはいまだに凄い一瞬でした。
更に馬場もハンセンのラリアットの餌食になりました。
あの長身の馬場に突き上げるようにラリアットを決めて見せました。
その長身ついでに更にアンドレもその餌食となりました。
あの巨体をリング下まで吹っ飛ばしました。
当時、凄い光景に驚きましたね。
勿論、天龍・鶴田・藤波と日本のトップレスラーも
ことごとく倒してきました。
また、坂口は血反吐を吐いたという伝説もありました。
あの坂口にここまでしたのはハンセンだけでしょう!!
更に師匠であるファンクス兄弟、
ベイダーなどもその餌食になりました。
ハンセンのラリアットは突き上げるような形で決めるので、長身の相手にも有効!!
そのまま体を当てるような形なので、巨体のレスラーにも有効なんですね!!
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進化するラリアット
その後~現在では進化系も含め、沢山のラリアットの使い手がいます。
ラリアットに心を込めて放つ素晴らしい選手も多いですが、その一方で
とても残念なのが繋ぎ技として使われる事が多くなったのです。
それはハンセンに失礼だろうと思います。
撃つ時は決める時と思って撃って欲しいです。
ファッショナブルな呼び方や使い方をされていますが、
本当は泥臭い技かなと思います。
最後の方のハンセンはそのまま体を預けるような形で、
撃っていたのですが精根尽きるような形は
見ていて気持ちが良かったですね。
シンプルな技だから防御もされていたのですが、
不器用なハンセンは力でねじ伏せてきました。
やはりプロ中のプロレスラーだったと思います。
ラリアットという技がプロレス界に残る以上、それと共に
ハンセンの名も永遠に語り継がれていく事でしょう。
スタン・ハンセン!!
歴史に名を残す男のカッコよさを感じずにはいられません!!
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