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どーもこんにちは、中村です。
本日は皇帝戦士・ビッグバン・ベイダーについて書いていきます!
長くプロレスを見続けてきたあなたなら分かると思うんだけど、
ぶっちゃけ外国人レスラーって結構当たり外れ・・・があるでしょ!?
そんでこの選手もっと見たいなーとか思っていたらメジャー団体にとられたりして。
来日困難になってしまう選手もいました。
逆に「えっ、この選手がこんなになったの」
というレスラーもいるんですよね~~。
有名どころは墓堀人、ジ・アンダーテイーカー
(パニッシャー・ダイス・モーガン)でしょうか?
途中から墓掘らなくなりましけどね!!(笑)
という訳で、ハンセンやブロディー(ブロディーはまた別な理由がありますが)、
マードックみたいに定期的に来てくれる外国人選手は非常に有難い存在です。
定期参戦していたホーガンもWWFの看板レスラーになったら
そこまで来れなくなりましたね。
そして、今回はベイダーについて。行ってみましょう!。
実はベイダーの日本デビューは結構ドタバタだったんですよね!!
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TPGプロレス軍団の刺客として登場
TPGって最近のファンは知らないでしょうね!!
これが何かっていうと・・・たけしプロレス軍団!!
プロレス専門新聞東スポにも定期的に投稿している世界の北野です。
そのビートたけし率いるプロレス軍団なんですけど、
これがまた凄いのよ奥さん。
あまり知られてないですが、
スペル・デルフィン(モンキー・マジック・ワキタ)や
邪道・外道など今でも一線で活躍するプロレスラーがいました。
更に、コーチがアポロ菅原だった事を付け加えておきます。
アポロ菅原ってあーた・・・マニアックだわ、しかし。
とにかくにも、TPGはプロレス好きのたけしが
昔の熱気を呼び戻したいと作った団体でした。
その心意気は気持ちいいですね。
そしてついに登場したTPGが登場したのが
1987年12月27日の両国国技館!!
かなりのブーイングを浴びての登場でした。
まっ、その前に挑戦状は叩きつけているのでしたが。
対戦カードはマサ斉藤&ベイダーVS藤波・木村という
カード的にはいいカードだったんですが、ここでタカがアジテートします。
「猪木さんベイダーと戦って下さい!」とアピールしました。
これは観客だけでなく健吾に火が点いちゃいました。
「こら、たけし、俺たちが相手じゃ不満か」と激オコでした。
そして、猪木が登場して「どうですかー」という名言が生まれます。
しかし、これは天才的な猪木でも予想外でしたね。
観客の怒りはマックスに達しました。
国技館のパイプ椅子が投げ込まれ、更に物がリングに投げ込まれました。
その状況を察した猪木の対戦相手の長州が出てきて、
泣きそうな顔で「猪木俺と戦ってくれ」と観客をおさえつけます。
そして行われた試合が、長州・マサ斉藤vs藤波・木村が行われ、
その試合は早々に終わり、そのまま猪木vs長州へとなだれ込み
卍固めをした猪木に馳の乱入で不完全燃焼、
その後のベイダーvs猪木が行われるも、
ベイダーの一方的な勝ちで終わってしまいます。
観客の怒りはマックスで国技館は暴動の巣となりました。
この事で坂口が相撲協会に謝罪して、
そのまま国技館の使用は出来ませんでした。
前代未聞の事態でした。
タカのアジテートは的を得ていたのかもしれませんし、
猪木もこの流れならと踏んだのが、完全に裏目にでました。
たけしの弱ったなーと言う顔が印象的でした。
かくして、こんなひどい形でベイダーは参戦したのでした・・・。
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飛龍革命とベイダー。藤波との運命の一戦へ
ベイダーはその後も定期的に新日へ定期参戦してくると、
元々ブラッド・レイガンズ(ロシア勢との対戦の時は参謀として大活躍した)仕込みの
レスリング技術と豪快なパワー殺法で新日を席巻し始めます。
簡単に言うと、手が付けられない状態ですね。
それほどベイダーは強かった。
猪木も中々勝てなかったですし、
IWGP王座も獲り、タッグも獲りと無双状態でした。
そして、そんな膠着した新日戦線にカツを入れたのがドラゴン藤波!!
猪木に「ベイダーとやらして下さい」と訴え張り手を見舞い、
更に髪の毛をハサミで切り、本気度を見せた後に猪木が「OK」と答え、
そして、藤波とベイダーの対戦は熱戦となりました。
逆さ抑え込みで勝ちを収めめた藤波の手を挙げ、勝利を称えました。
いい男です、ベイダー。
この後、藤波との友情タッグも結成して、
更に藤波の記念イベントにも満身創痍の体で参加しました。
とベイダーの陰には新日の歴史があったのです。
新日の歴史の変換点にベイダーありですね。
という事で後半に続きます!!
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