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後藤達俊&小原道由! 彷徨える狂犬「クレイジードッグス」

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後藤達俊&小原道由! 彷徨える狂犬「クレイジードッグス」

しかし長年プロレスを見ていると
この選手強いなあ! と玄人視線で見ちゃう選手っていますよね!!

 

 

ミーハーなファンは派手目なベビーフェイス系が好きでしょ?

 

 

しかしね、それだとプロレスの楽しみは半減してしまうのですよ。

憎らしい程強い、ヒール系もいいなと思います。

 

 

更にもっと突き詰めると“いぶし銀ファイター”がいます。
“いぶし銀ファイター”ってどんなだかわかります?

 

 

試合を巧く組み立てながら観客をアジテート出来る、
そんなファイターの事ですね!!

 

 

上手いだけでなく、観客を煽りながら試合するので
結構観客がヒート出来る試合を見る事が出来ます。

 

 

アメリカでいう所のニック・ボック・ウィンクル?
リック・フレアーはある意味完成系って所ですね。

 

 

日本では木戸修や藤原善明、淵あたりですかね!!

 

 

いぶし銀の代表格って言うと第一人者はどうしても
木戸修に奪われがちなんだけど、そんな中で是非語りたい、

プロレススキルの高い選手が後藤達俊と小原道由!!

 

 

結構地味なので忘れているかもしれません。
そんな二人について語ってみます。

 

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小原道由と小原道由とはどんな選手!?

 

 

後藤達俊と小原道由というと、どういう印象がありますか!?

 

 

簡単に言うと地味な選手? 特に後藤に関しては間違いないです。

 

 

しかし、見て下さい、後藤の評価の高いバックドロップ!!

 

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ジャンボ鶴田以外の選手での完成度としては、素晴らしく芸術的です。

 

 

また、小原は道場最強説と危ない男としてブレイクします。
PRIDEでは結果が出ませんでしたが、ランデルマン、
ヘンゾ・グレイシーと対戦して最後まで持った
というタフネスさは評価してもいいのではと思います。

 

 

因みに二人ともヤングライオン杯(新日若手の登竜門)でも活躍しました。

(小原は優勝、後藤は決勝に進むも怪我でキャンセル)

 

 

因みに後藤は寛水流(猪木が名誉会長)から新日本へ
小原はアニマル浜口ジムから新日本入門へとキャラ通りです。

 

 

後藤達俊と小原道由の放浪的プロレス人生

 

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後藤も小原も実力はありながら、なぜか本道に乗りきれない所がありましたね!

 

 

後藤は怪我もあって中々表へと行けなかったのですが、
保永昇男・ヒロ斉藤と“ブロンドアウトローズ”を結成すると少しブレイクします。

一方、小原も中々波に乗り切れないままプロレスを続けます。

 

 

グランド最強を引っ提げて挑んだランデルマン戦はボコボコにやられ、
健介には6秒で葬り去られるなど、中々上手くいかなかったですが、

 

 

橋本・小川戦のセコンドでの暴れっぷりは狂犬の片鱗を見せていました。

 

 

そんな二人が出会ったのは、例によって名門(笑)反選手会同盟!!

 

 

このブログの中心的軍団に所属するという

栄誉あるポジションを勝ち得たのであります!!

(なんだそりゃ・・・)

 

 

小原が新日正規軍と仲間割れして反選手会同盟に加入!
なんとなく小原自身も現状を打破しようとしていた気がします。

 

 

そして二人が立っていると何か越中などにはない反逆さがありました。

 

 

nWoジャパンに加入しようとするも、蝶野は拒否。
しかし、査定マッチで権利を勝ち取り、
更にバックドロップで蝶野を投げつけ、“犬軍団”を結成!!
思う存分暴れました。

 

 

更にその勢いでなんと越中・健介組からIWGPタッグを奪取!!
(その時のインタビューで祝杯缶ビール2本に文句を言うという

「缶ビール2本事件」も発生)

 

 

その後クレイジードッグとして活動を始めると、
星野総裁の魔界倶楽部との抗争をスタート、
エンセン井上という大物も参加して盛り上がっていったんですね~。

 

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派手目なスタイルは似合わない後藤・小原

 

 

後藤・小原共、決して派手ではないのですが、存在感のあるレスラーでした。

 

 

後藤は新日退団後は藤波の無我、天龍プロジェクトなどを渡り歩きます。

 

 

一方小原は交通事故の後遺症でプロレス引退後は
サラリーマンとして活躍しています。

 

 

ここで思うのは、派手なスタイルが似合う選手、
似合わない選手がいますがどちらもプロレスには必要な要素って事!!
どちらが欠けてもいけないんですよね。

 

 

二人のタッグの試合で安田・藤田と対戦した試合は
二人の良さが存分に見れます。

 

 

レフリーのブラインドをついての狂気攻撃から
スパナラリアットという古典的な試合を繰り広げます。

これを他の選手がやってしまうと大ブーイングですが、

この二人がやると違ったブーイングがおきます。

 

 

これが二人の魅力であり、良さですよね!!

 

 

小原道由さんは引退後サラリーマンをされていて、

 

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若干ネタにされている所もありますが、

これもファンの根強い人気あればこそと言えます!!

 

 

本当に記憶に残らないプロレスラーならこうはならないですからね・・・。

 

 

世間一般的にはともかく、玄人受けする

実力を持ったプロレスラーだった事は間違いありません。

 

 

これこそいぶし銀レスラーですね!!

 

 

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プロレスにおける軍団抗争の歴史!!その②

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プロレスにおける軍団抗争の歴史!!その②

さて、プロレスにおける軍団抗争の後半戦です!

 

 

今回も昭和中心ですが(笑)行ってみましょう~。

やはり、抗争というのはなぜか、人を熱くさせます。

 

 

なぜなら・・・看板を背負うからです!
これは人間心理に直結するからでしょう。

 

 

どんなスポーツでも代表戦は大盛り上がりですよね!

それは疑いのない事実で看板を背負った者同士の
戦いの必死さが伝わってくるからではないでしょうか。

 

 

またプロレスにおいては、カードの多様性があるといえます。

 

 

普段見られないカードが軍団抗争になると実現する!

 

これはファンとしてはワクワクしない訳がないですね~。
脳内の妄想が実現すると日と言っても過言ではない訳です(笑)

 

 

Jrとヘビーの対戦などはあまり組まれる事はないですし、
その意外性も軍団抗争の魅力ではないでしょうか。

 

 

では、早速懐かしの軍団の登場です!

 
 

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ストロング・マシーン軍団

 

 

「謎の?(笑)」覆面軍ストロング・マシーン軍団!

 

 

将軍KY若松を中心とした覆面レスラーの集団ですね。

 

 

乱入や試合のぶち壊しなどでヒール人気は大変ありました。

 

 

また、これだけ盛り上がった原因として
若松氏のアジテートのお蔭とも言えます。

ここまで上手いヒールっぷりは中々いないのではないでしょうか。

 

 

また、プロレス雑誌もそれに同調するように
かなり大きな組織であるという事が書いてありました。

 

 

とにかく一時代は築けたと言えるでしょう!

 

 

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所属はストロング・マシーン1号(平田)を中心に
2号、3号からジャイアント・マシーン(アンドレ)、
スーパーマシーン(マスク・ド・スーパースター)などがいて
まともに試合にならない事も多々ありました。

 

 

因みに初めはアマレス系のコスチュームから
次第に黒のロングになったのは良かったですね!

 

 

その後は1号の反乱により必然的に尻すぼみとなりました。

 

 

ブロンドアウトローズ(レイジング・スタッフ)

 

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ストロング・マシーン軍の解散を機に
平田を中心としてカナダカルガリーを中心に活躍した
ヒロ斉藤、更に後藤達俊、保永昇男で結成された軍団!

 

 

元々はヒロ斉藤、平田(S・S・マシーン)で
カルガリーハリケーンズで全日に乗り込むも失敗、
新日復帰で結成されました。

 

 

一言で言えば地味でした・・・(笑)

 

 

いぶし銀系の人が集まったという感じで、
しかし、しっかり仕事をするというような感じでしたね。

 

 

実際保永はベルトやJrのリーグ優勝という結果を残します。

 

 

ヒロ斉藤、SSマシーンでタッグもとりましたが。

 

 

当然最後は尻すぼみでした。

 

 

ここで評価されたのは後藤の殺人バックドロップと
保永、ヒロ斉藤の仕事人ぶりかなと思います。

 

 

ブラックニュージャパン

 

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最後に軍団と言うには多くの人数を抱えた軍団です!

 

 

nWoからの流れで黒のカリスマ軍団として君臨する蝶野のユニットです。

ここには色々な複雑な事情が絡みました。

 

 

まずは魔界倶楽部(星野さん)からクビになった
安田、Jrのライガーや邪道・外道まで、ヘビー・Jr戦士拘らず戦力を拡大します。

 

 

更に天山、ドン・フライ、スコット・ノートンと
凄すぎるメンバーで増殖。

 

 

ライガーは赤と白の象徴的なスタイルからヒールと分かり易いブラック一色へ。

ライガー史上での珍しい姿でした。

ライガーのヒールっぷりは結構好きでしたね!

 

 

長く新日本の人気を引っ張った黒の軍団。
実は蝶野のプロデュース能力の素晴らしさこそ
評価に値するのではないでしょうか。

 

 

プロレス界軍団抗争のまとめ! 最後に・・・

 

 

さて、駆け足で追ってきた軍団。

 

 

たくさんあり過ぎて忘れている物も多いですね。
これって日本独自なんでしょうか?

 

 

アメリカではnWoとフォーホースメン位しか思い出さないですね。
結構タッグチームやトリオ系は多いのですが。(今度扱いたいです)

新日だけでこれだけですが、他にも闘魂三銃士、超世代軍(全日)、
天龍同盟、などなど挙げたらきりがないですね。

魅力はカードの新鮮さとたくさんの試合形式でしょうか。

 

 

イルミネーションマッチなど当時盛り上がりました。
また、藤波対キラーカーンは感慨深い物がありました。

 

 

今でも軍団抗争はありますが、
この時の盛り上がりは比べ物にならない・・・
と思ってしまうのはエゴでしょうか?

 

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プロレス界における軍団抗争の歴史!!

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プロレス界における軍団抗争の歴史!!

プロレスにおける軍団抗争
(最近ではユニットというみたいですが)は
大変盛り上げるシチュエーションですね!

 

 

本隊がいて、それに絡む軍団というこの構図は
プロレスに黄金期をもたらしたともいえます。

 

 

最近では内藤哲也のロスインゴスというカッコいいユニットもありますが・・・

こちらでは古くからの軍団(こう言った方がしっくりくるので)を
紹介したいと思います。

 

 

ぜひ、プロレスの歴史を楽しむような感じで
読んでみて頂けると良いかと思います!

 

 

では、いってみましょう。

 

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国際軍団

 

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「こんばんは」で始まる伝説のマイクアピールでお馴染みの国際軍団!

概要としては、1981年に倒産した国際プロレスが
新日との対抗戦を画策した事が原因となり
分裂した国際プロレスの元メンバーが作った軍団です。

 

 

大将はデスマッチの鬼として知られるラッシャー木村、
そして今はバラエティで見かける闘将アニマル浜口、
華麗なるテクニックで和製カーペンターと呼ばれた寺西勇でした。

 

 

失笑されたマイクアピールの後に
浜口の煽るようなマイクアピールで見事ヒールとなりました。

 

 

立場は弱く、ほぼゲリラ戦で猪木との対戦を迫り、二度の対戦にこぎつけます。

更に屈辱的な3対1を組まされるなど

今となってはかなりかわいそうな面もありますが、
当時は憎悪の対称でした。

 

 

この軍団は結局解散して、木村は全日で国際血盟軍を結成、
その後馬場との名物タッグへといきます。

 

 

更に浜口は長州と有名な維新軍(昭和)を結成、寺西もそこに参加します。

 

 

昭和維新軍

 

 

ishingun
https://ameblo.jp/19563111/entry-11828472420.html

 

 

ご存知長州率いる維新軍です。

 

 

これはプロレスを知らない層にもその存在を見せつけたのは
功績と言えるでしょう。

 

 

発端は長州の凱旋試合での藤波との抗争です。
「噛ませ犬じゃない」この発言でプロレスの歴史は動きます。

その長州にマサ斉藤、キラー・カーン、浜口、寺西、谷津など
強力な面々が集まり新日本体との抗争は熱い戦いが繰り広げられました。

 

 

特に名勝負数え唄とまで言われた長州と藤波の対戦は、
常に新鮮な戦いが繰り広げられました。

 

 

また、タイガーマスクと小林邦昭というJrの戦いにも
目を向けさせた事は功績でしょう。

 

 

それとたくさんの試合形式が披露され、
この時イルミネーションマッチやランバージャクや
勝ち抜き戦などもあり、演出も凝っていました。

 

 

その後、全日移籍、ジャパンプロレスなど派生していきます。

 

 

平成維震軍

 

 

heiseiishingun
http://blog.livedoor.jp/syouhukuji-puroresu/archives/50350668.html

 

 

越中率いる平成維震軍!!

 

 

昭和にあった維新軍との区別の為?
にそう命名されたのかも知れません。。

 

 

昭和の「維新軍」との違いは「維震軍」と
震動の「震」の字が当たられている事ですね。

 

 

反選手会同盟改め平成維震軍となった直後の
ワールドプロレスリングの実況で
「日本マット界を震撼させてやる為だ」と
辻アナが言ってたよーな、そうでないよーな?

 

 

ま、いずれにしてもこの名称は度々長州から
「昭和維新軍の二番煎じじゃねーか!」
と言われるツッコミ要因となっていました。

 

 

この様な流れで結成された平成維震軍、
元は青柳率いる誠心会館との抗争の最中、

勝手に誠心会館主催の興行に参加したとして

処分を受けた越中が怒りに任せて作った反選手会同盟が発端です。

 

 

その趣旨に賛同した木村健吾、小林邦昭、誠心会館の青柳、斉藤が参加して
反選手会同盟からグレートカブキ、後藤達俊、小原、野上彰などが加わり
平成維震軍となったんですね。

 

 

発足当初はその趣旨で進んで盛り上がったのですが、
新日の抗争の流れに流されてUWFインター、nWoジャパンなどが出てきて、
その存在価値は薄れ、それぞれのポジションへと戻っていきました。

 

nWoジャパン

 

nWoJAPAN

 

 

このユニットは、現在の新日のユニットの流れに
大きな影響を与えたユニットです。

 

 

元々はWCW遠征中に蝶野が加盟した事から日本版nWoが作られました。

因みにアメリカ版ではホーガン、スコット・ホール、

ケビン・ナッシュなど素晴らしいメンバーーがいました。

 

nWo

 

nWo2

 

 

このnWoはとにかくクールで格好いい!

 

 

その後、ヒロ斉藤、天山広吉、スコット・ノートン、
更にグレート・ムタ、ドン・フライも参加という超豪華メンバーによる
とにかくカッコいいユニットでした。

 

 

本国のnWoはデニス・ロッドマンの参加などの
話題もあったのでしたが、不祥事もあり尻すぼみとなりました。

日本のnWoジャパンはというと
新日本体との抗争では最終的にはベルト総取りまでいき、
一大ムーブメントを繰り広げましたが、仲間割れにて解散!

 

 

しかしその後、nWoジャパンはその後形を変えて
蝶野率いる「黒の軍団」TEAM2000へと続く流れとなりました。

 

TEAM2000

 

 

TEAM2000はおしゃれ過ぎて
ヒールだかなんだか分かりませんでしたが・・・

 

 

続く。

 

 

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