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ダイナマイト・キッド! 伝説のジュニア外国人プロレスラー。

プロレスって結構、ヘビー級が盛り上がります。
見応えもありますし、技のダイナミックスさも違いますよね。

 

 

逆に軽量級の魅力は何かというとルチャを始めとした華麗な空中殺法!

 

 

ただ、そんな華麗な空中殺法が魅力の軽量級の中にあって、
あまり飛ばないJr戦士がいました。

 

 

それが、爆弾小僧ダイナマイト・キッド!!

 

 

あまり空中殺法は使わず、鍛えられた己の肉体で
ヘビー顔負けのファイトを繰り広げた
ダイナマイト・キッドについて今回は語ってみようかなと!

 

 

 

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たくさんのマットで活躍したダイナマイト・キッド

 

 

元々、カナダカルガリーを拠点して活躍していたキッドは
新日のJr戦士と言うイメージがありますが、
初めての来日は国際プロレスだったようです。

 

 

国際のJrと言えば、和製魔術師、寺西がいたので
結構見応えは会ったでしょう。

 

 

そんなキッドのブレイクは何といっても初代タイガーとの抗争!

 

 

初代タイガーのデビュー戦の相手として登場するも、
負けてしまいましたが、当時凄いレスラーがいると胸が高鳴ったものでした。

 

 

 

その後はコブラとの抗争を経て、全日・WWFに参戦しました。

 

 

全日に移籍後は主にヘビー戦線に顔を出して、
小さい体で従兄弟デイビーボーイ・スミスと
タッグタイトルを獲るなど大活躍!!

 

 

 

 

その後は海外のインディー系の団体や全日本に来日するも
1991年に引退を表明したのですが、ワンマッチリターンと言う形でしょうか、

みちのくに1996年に来日するも全盛期の体と技は見られなかったようです。

 

 

キッドの魅力は・・・デンジャラスなファイトスタイル!

 

 

日本ではよく、カミソリファイターと呼ばれていましたね!

 

 

切れ味鋭い技の数々からそのようなイメージで捉えられていました。

 

 

最近危険な技を見かける事も多く危ないと思う事もしばしばですが、
キッドの場合はちょっと違います。

 

正直、最近の技はただただ危険という感じですが、

一方で軽いという気もします。

 

 

しかし、それに比べてキッドの技はデンジャーと言う言葉が似合う!!

 

 

高速のブレンバスターなどはキッドの真骨頂ですね。

 

 

固めて一気に投げ飛ばす。こんな単純な技なのに説得力がある!

 

 

投げ飛ばして壊してしまうのではないかという迫力です。

 

 

そして極めつけはダイビングヘッドバット!! これに尽きますね~~。

 

dainamaitokiddo2

 

 

何が凄いって相手に見舞った後に自分も出血するという、
まさしく危険と隣り合わせの技・・・。

 

 

更に!! なんといってもキッドの魅力は鍛えられた肉体でした。

 

 

身長は172cm位なので全身を鍛えて
ヘビーにも対抗できるようにしました。(後にこの事が仇となります)

 

 

また、キッドと言えば坊主頭です。

 

ブリティッシュ・ブルドック(パートナーはスミス)になってからの

オールバックもクールでしたが、やはりキッドは坊主でしょう。

 

 

あの小さい体でWWF戦線で暴れまわったんです。

 

 

キッドがいた頃のWWFと言えば大型レスラーが多かったのですが、

スピードと切れ味で翻弄していたキッドの姿は本当に凄かったです。

 

 

 

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ステロイドとプロレスラー、肉体への影響と後遺症

 

 

最後にやはり触れておかないといけない問題があります・・・。

 

 

キッドの体を見て、想像がつくように
彼もステロイドの副作用で体は現在ボロになってしまいました。

 

 

盟友である、スミスはその副作用で39歳の若さで死去、

さらにキッドに憧れ、新日でワイルドペガサスとして活躍、
WCW、WWEでも活躍したクリス・べノワも
2007年に精神的に追い詰められて家族を殺し自身も自殺する悲劇もありました。

 

 

現在のキッドはその副作用で鎮痛剤を使いながら車椅子生活を送っています。

 

その前には妻を脅すというショッキングな事もあったようです。

 

 

そして、みちのくにスポット参戦した時は見るも無残な姿となっていました。
これは車いす生活を送る最後の試合とも言われています。

 

 

レスラーはマッチョな人間がやはり魅力的ですが、
人間の体格って決まっているんですよね。

それを無理やり作るとこんな悲劇が起こるんですよね。

 

 

これってプロレスに限った話ではないですよね。
アスリート全般の問題ですね。(T_T)

 

 

日本人でその様な事は殆どありませんが
外国人レスラーはまだその様な事がある様ですね。

 

やたらとボディビル的な規格外の肉体美を持つ選手はこの様な場合もあるようです。

 

 

日本人では船木誠勝もかつてステロイドを使用していました。

 

 

船木も後に出版した「ハイブリッド肉体改造法」の中で
ステロイドはダメと主張しています。

 

 

ステロイド無しのカッコイイ肉体を見せてほしい!
言うだけの我々ファンは楽ですが(笑)

 

 

でもやっぱり極限に挑むカッコよさこそプロレスラー。

 

 

最後はキッドとは話が少し逸れましたが、

是非、プロレスラーにはステロイド無しで限界に挑んでほしいですね(^^)

 

 

 

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