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月別:2017年03月

大仁田厚引退試合@川崎球場、電流爆破の衝撃!

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大仁田厚引退試合@川崎球場、電流爆破の衝撃!

プロレス界に常に話題を撒き散らしていった
問題児? 邪道、大仁田厚。

 

 

「邪道」という異名は誰が言い出したか分からないけれど、
これ程ピッタリとイメージにどハマりしてるのも或る意味凄い!

 

 

まさしく邪道というその呼び名に相応しいプロレス道を歩んだ、

大仁田厚の引退試合には不肖中村、生観戦に足を運んだ。

 

 

もはや何度引退と復帰を繰り返しているか分からない大仁田厚。

 

 

ここで取り上げているのはWARの天龍源一郎に敗れ、
1年間の引退ツアーを行った後、川崎球場で
弟子のハヤブサを相手に行った引退試合の事だ。

 

 

この引退試合というのも、当時大仁田厚と二人三脚で
時には憎まれ役になりながらもFMWを支えてきた
ターザン後藤の電撃離脱の直後。

 

 

元々ターザン後藤を相手に引退試合を
行う予定だったが、そのターザン後藤らの離脱により
急遽対戦相手は変更されハヤブサになったのだった。

 

 

大仁田厚引退試合
世界ブラスナックル選手権試合
ノーロープ有刺鉄線金網電流爆破時限爆弾デスマッチ

 

 

今思えばハヤブサにとっても酷な話だ。
それまでメキシコで空中殺法に磨きをかけていたにも関わらず、
帰国第一線が電流爆破とは・・・。

 

 

この試合とマッチメイクに対する裏話的な事は色々とある様だが、
そこを深掘りするのは当記事の趣旨とは違うので進めていこう。

 

 

さて、川崎球場は何せ屋外球場なので
メインイベントに至る頃は日もとっぷりと暮れている。

当時の中村少年はそれこそ中学1年生か2年生にして
川崎参戦していたし、今の様に便利なインターネットやスマホも無い。

 

 

親が書いてくれたメモ紙を頼りに

 

 

「登戸ってトコで乗り換え!」

 

 

これだけを頼りに辿り着き、観戦、

そしてメインイベント前の電流爆破設営準備の時間を利用して

母親の用意してくれたウインナーとおにぎりの弁当をハフハフと食べながら
試合開始を待ったものだ。

 

 

さて、すっかり日の落ちた川崎球場は
既にお目当の大仁田厚引退試合を前に
ボルテージマックス!!

 

 

何せ当時のFMWといえば選手層は薄く
お客さんを呼べる様な人気レスラーは数える程しないかった。

 

 

前座の試合はまさに「前座の試合」であり
メインイベントの輝きを奪い取る程の
実力と魅力を兼ね備えたレスラーが実際なかなかいなかった。

 

 

勿論、これはプロレス特有の
第1試合からメインイベントまでの「流れ」も
興行として考えられていたのだと思うが・・・。

 

 

そしてこういっては他の選手には申し訳ないが
言葉を選ばず言えばこの日の観客は殆どが
大仁田厚の引退試合「のみ」を目的に来場していて、
それ故、後半に向けた会場の期待値の高まり方は異様だった。

 

 

遂に始まるメインイベント。荒井リングアナの名調子が復活!

 

 

大仁田厚引退試合に限り、限定で

それまでFMWの名物リングアナアンサーとして知られた

荒井昌一アナが復活し前口上を披露してくれた。

 

 

とは言っても、中村はそれまでFMWを生で観戦した事はなかったから、
そのプレミアム感は分からなかったが・・・。

(荒井アナは後に自殺をされてしまう・・・とても残念だ。)

 

 

実際試合開始してからは独特の展開が続く。

 

 

デスマッチ形式の試合はロープがない事で
試合の組み立てに大きな影響を与える!

 

 

この独特のスリリングな展開がたまらない。

 

 

あの特殊な環境、スタンドでもグラウンドでも
観客は周りに電流爆破が張り巡らされている事を
否応無しに意識せざるを得ない。

片時も忘れる事は出来ないのだ。

 

 

そんな中で中の2人が、

あたかも周りの電流爆破の存在を忘れたかの様な
動きをする時にはハラハラドキドキしっぱなしである。

 

 

そして遂に訪れる電流爆破、その瞬間!!

 

 

ババン!!

 

 

大仁田厚引退試合ハヤブサ2

 

 

この電流爆破の衝撃はヤバイ!!

 

 

ただ音がして火花が飛び散るだけではないのだ。

 

 

遠く離れたスタンドの観客席にまで
その衝撃は空気の振動となって伝わってくる。

 

 

腹にズシン!と響くのだ。

 

 

これは花火のイメージをしてもらいたい。

 

 

川崎球場の中心からスタンド席までも
電流爆破の光、爆発、そして振動が時差で届くのだ。

 

 

これの衝撃は見た者にしか分からないだろう。

 

 

電流爆破デスマッチは当然「週刊プロレス」などの
誌上でも振り返る事が出来るしビデオでも発売されている。

しかし、後からテレビでみた所でこの腹に響く空気の振動や、
風に吹かれて飛んでくる独特の火薬のニオイなどは感じる事が出来ない。

 

 

この電流爆破デスマッチは正に
生で観戦して良かったと思えた試合である。

 

 

この衝撃に観客席は騒然。

 

 

よくプロレスをショーだの八百長だのと
言う輩がいるが、そういった輩に向けて大仁田が言うセリフ

 

「じゃあアンタ、この俺の流している血もニセモノだっていうのかい?」

 

というこの言葉が正に突き刺さる瞬間だ。

 

 

とにかくあの瞬間、あの会場に白けた人間は誰もいなく、
ただただ全員が度肝を抜かれている瞬間なのである。

 

 

そんな衝撃の電流爆破が幾度か訪れた後、
時限爆弾の起動スイッチが押され警告音が鳴り響く!!

 

 

この警告音、サイレンの様なものだが
何故こんなにも人を不安に陥れるのかと思う程、これまたドハマりである。

 

 

最後まで緊張感が抜けない!

 

 

一瞬たりとも目が離せない!

 

 

そして時限爆弾の爆発・・・!!

 

 

ババン!!

 

 

大仁田厚引退試合ハヤブサ3

 

 

凄まじい爆発音と共にその日最大級の衝撃がまた
このスタンド席まで刺さる様にとどろき渡った。

 

 

ハヤブサの金網上からのムーンサルトなど感動のシーンも訪れ

 

大仁田厚引退試合ハヤブサ4
最後は大仁田のサンダーファイヤーパワーポム。

 

 

大仁田厚引退試合ハヤブサ5

 

 

白煙の立ち込める中3カウントが数えられる、もの凄い激闘であった。

 

 

この引退試合以降、大仁田がリングからいなくなった
新生FMWは大仁田時代のデスマッチ・ストリートファイトカラーを消し、
正統派レスリング志向に転換するなどデスマッチの機会は極端に少なくなった。

 

 

後々もIWAジャパンや大日本プロレスなどが
デスマッチを行なっていたがやはり「電流爆破」ではない。

 

 

この大仁田の専売特許である「電流爆破デスマッチ」
これを生でみた衝撃は今も忘れず心に残っているのである。

 

 

佐山聡キレる(動画&セリフ書き起こしあり)

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佐山聡キレる(動画&セリフ書き起こしあり)

プロレスファンが最もツボにハマるシーン
それは何かと言われると沢山ありすぎて迷う・・・が、しかし、

欠かせないものの一つとして「プロレスラーがキレる」

シーンが挙げられるのではないだろうか!

 

 

通常、人が怒ったり、声を荒げたりしているシーンを見て良い気分になる事は少ない。

 

 

不快な気分が伝染してしまう事が殆どだ。

 

 

しかし、これがプロレスラーだと あ~ら不思議!

 

 

見ていて爽快!

 

 

もっとやってくれという気分になるし

時にはついつい可笑しみが込み上げてきて爆笑してしまう事もあるから

プロレスラーは罪な男達、まさしく陽気な裸のギャング達、といったところだ。

 

 

これはもはやプロレスラーはキレるものであり
キレるのが商売でもあるとすら言える。

 

 

プロレスファンは非日常が大好物なので、
普段の日常では見れない大男達の怒鳴り合い、殴り合いで狂喜乱舞してしまう。

 

 

踊る阿呆に見る阿呆、といった形で
プロレスラーが作り上げる世界で快感にのたうちまわる、

変態ちゃんがプロレスファンなのだ。

 

 

さて、前置きはこの位にしておいて、
本日はこちらの映像をご紹介しよう。

 

 

私、中村が気合いが足りてないと思う時に
見て気合いが入る動画ナンバーワンはこの映像だ。

 

 

カッと目を見開き、直後から
ヒンズースクワット100回はいける気分になる。

 

 

まさしく見るリポD、若しくは映像ドーピングといったところか。

 

 

プロレス好きならこれを見て気合を入れて欲しい。

 

 

それがこちら

 

 

佐山聡が弟子にキレる!!(シューティング合宿)

 

佐山聡キレるシューティング合宿動画2

 

 

因みにこれはプロレスファンの間ではドハマりする人続出であるが故、
セリフを完コピ再現したい願望を持つファンも多いと思われる。
(何を隠そう、私、中村がその一人である)

 

 

 

今回は対話を完全に文字起こしさせて頂いた。

 

 

 

動画を見たら、今度は動画を再生しながら文字起こしと一緒にご覧頂きたい。

 

 

佐山役と若手役で二人いれば完璧。

 

 

シューティング合宿カラオケデュエットが完成するのだ。

 

 

ではここから、スタートだ。

 

 

 

 

(セリフ)

プロってさぁ、アマチュアでもいいけどさ、やっぱそうやって突き進むにはさ、
そのくらいの精神力ってのも必要だしさ。ね?

 

 

やっぱそういう目つきになってもらいたいし。

 

 

技術というのはさ、勿論、あるよ。すごいいっぱいある。
今日覚えて欲しい。今回の合宿で。

 

 

それから精神的な事。これも、技術のうち。いい?

 

 

自分で高める事。自分でヤル気になる事。これも技術のうち。なっ?

 

佐山聡キレるシューティング合宿動画3

 

 

ちょっと蹴ってみ?

 

 

えし・・・

 

 

ヨシ。

 

 

えし・・・

 

 

もっと思いっ切り蹴ってみ?

パシ~ンと。

 

 

えし・・・!

 

 

お前、俺がさぁ、思いっ切り蹴れっつったら、
思いっ切り蹴らないと。

 

 

はい。

 

 

ナメてんの俺を?

 

 

いえ

 

 

佐山聡キレるシューティング合宿動画

 

 

なぁ?

 

 

いやっ・・・

 

 

俺ナメてんの?

 

 

いや、ナメてないす。

 

 

ナメてない?

 

 

コレ思いっ切り蹴れっつったんだよ? お前。

これ思いっ切りか? お前の

 

 

・・・。

 

 

ナメてんのかー?

 

 

いや、なめてないです

 

 

思いっ切りかそれでー!! パシッ!(右)

 

 

おー!? パシッ!(左)

 

 

思いっ切りかそれがお前のー!?

 

 

やってみろオラァ!

 

 

○すぞこの野郎!!

 

 

・・・エシュ!!

 

 

佐山聡キレるシューティング合宿動画4

 

 

ゥルァいけこの野郎!!

 

 

・・・エシュ!!

 

 

蹴れーーーーー!!

 

 

・・・・エシュ!!

 

 

思いっ・・・切りか!! それがー この野郎!! パシッ(右)

 

 

・・・エシュ!!

 

 

蹴゛れ゛ーーーー!!

 

 

・・・エシュ!!

 

 

・・・エシュ!!!

 

 

おっけー!!

 

 

これさぁ、自分達でやって欲しいのコレ。

 

 

その俺は手助けするだけだから。

 

 

わかるかな?

 

 

うぇい

 

 

アドレナリンを自分で上げてけ、自分で。
(ジェスチャー必須)

 

 

佐山聡キレるシューティング合宿動画5

 

 

自分で上げてく。

 

 

 

分かった?

 

 

 

という訳で、動画はいつ削除されるか分かりませんので、

写真付きでお届けしましたー。

 

 

自分でアドレナリンを高めたい時にはこれが一番!!

 

 

一家に一台ほしい、

 

 

鬼神の如き気合の入った男、佐山聡!!

 

 

ドラゴン藤波辰爾の必殺技9選。 あなたの推し必殺技は含まれてたかな?

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ドラゴン藤波辰爾の必殺技9選。 あなたの推し必殺技は含まれてたかな?

本日は、みんなが大好き、ドラゴン藤波辰爾について書いてみよう。

 

 

藤波辰爾はあらゆるプロレスラーの中でも多彩なムーヴを持つ。

 

 

この事に異論のある人間はいない事だろう。

 

 

また、それぞれの技にはオリジナリティがあり、
技の冒頭に「ドラゴン」と冠のつく技が多いのも特徴だ。

 

 

そこで僕の大好きなドラゴンの技を列挙していこうと思う。

 

 

本記事のタイトルは敢えて、有り触れたキュレーション記事のような
ペラッペラのタイトルにさせてもらった。

 

 

だが、残念ながら本記事はプロレスファンにしか、わからない

マニアックな内容になっている。

 

 

ついて来れない場合は置いていくので何卒、ご了承願いたい。

 

 

最近はYouTubeなどのパトロールが厳しくなり
新日本関係の動画は軒並み削除されている為、
ちょっと素材が少なくて申し訳ないが、では早速いってみよう!

 

 

ドラゴン藤波辰爾の必殺技

 

1.ドラゴンスープレックス

 

藤波辰巳ドラゴンスープレックスホールド

 

言わずと知れた、飛龍原爆固め!

 

相手をフルネルソンに捕らえてそのまま引っこ抜く為、

相手選手は受け身が取れずに後頭部にダイレクトな衝撃が走る!

 

 

ゲーリー・オブライトやスタイナーブラザーズなど
投げっぱなしを売りにする選手も現れたが

 

ここは藤波、新日本プロレス、

ストロングスタイルの意地とも言うべき
美しいブリッヂでホールド!

 

 

美しく、絵になる藤波のフィニッシュホールドだ。

 

 

2.ドラゴンロケット

 

ドラゴンロケット藤波辰巳

 

リング下に落ちた相手選手に向けて
反対側ロープの反動を利用した加速を付けて放たれる、

ドラゴン藤波、文字通りの飛び道具!

 

 

いわゆるコーナーポスト上からであったり
トップロープを越えた軌道を描く空中殺法とは違うので
相手に一直線に突き刺さる様がまさしくロケットの様だ。

 

 

これはあまり見れないので、

生観戦でこれが見れるとなんだか得したような気分になる。

 

 

顧客満足度すらも直撃する、経営者想いの荒技。

 

 

3.ドラゴンスクリュー

 

ドラゴンスクリュー藤波

 

藤波が使っていた頃はあまりパッとしない、
ただの切り替えし技の域を出ないものだったが、

 

武藤が高田延彦を相手に膝攻めに使用し、
4の字固めでフィニッシュするという連携で
一躍注目され、日の目をみる様になった技。

 

 

新しいファンには武藤の印象の方が強いのかも知れぬ。

 

 

4.ドラゴンスリーパー

 

ドラゴンスリーパー藤波

 

ドラゴンスリーパーは完成した体勢だけでなく
入るまでの流れが既に芸術的だ。

 

 

相手をロープに振ってからの~~・・・

カウンターの(?)スリーパーホールド!!
そして相手が尻もちをついた所からグッと腕を切り替え、締め上げる!

 

 

タッグマッチだと小林邦昭あたりに
カットに入られる事が多い。

 

 

5.ドラゴン一人受け身

 

 

これもまた藤波のファン感涙ものの必殺技。

 

 

相手をロープに振って返ってくる所に両足跳びのドロップキック!!

 

・・・かと思いきや、

 

相手がロープにしがみつきスカされ、その場跳び後ろ受け身をとる必殺技。

 

 

半端な判断をせず、思い切り動くのが成功のポイントだ。

 

 

相手が越中だと心なしか呼吸が合ってる気がする。

 

 

6.ドラゴンリングイン

 

これはアメトークでも取り上げられていたので
知っている人も多いだろう。

 

 

タッグマッチでタッチされた直後に

何かしようとして(?)コーナーに上がるが、何もせず
着地リングインして相手選手達の波状攻撃を喰らうという

 

 

相手選手より観客に衝撃を与えるまさに禁断の奥義。

 

 

7.ドラゴン城めぐり

 

ドラゴン藤波辰爾の趣味は城めぐりである。

 

 

その訪れた城は数知れず、訊けば大体行った事があるという。

 

 

ケロのプロレス旅日記の中でも数々の変態っぷりが暴露されている。

 

 

8.マッチョドラゴン

 

相手に触らずにして腹筋崩壊させる、
藤波の歌唱力の破壊力の恐ろしさを知るにはこれが一番の素材である。

 

 

 

初めてみたファンには
目の前で何が起きているのか一瞬理解出来なくなる荒業。

 

 

うっかり一度見ると定期的に見たくなるという
禁断症状を覚える事でも有名である。

 

 

9.ドラゴン体操

 

貴重なる映像があるのでご覧頂きたい。

 

 

ネット上にて拾った画像なので、
いつまで無事に見る事が出来るか定かではないが、
これぞまさしく、藤波辰爾ファンならずとも
全プロレスファンが守り継承していくべきプロレス文化遺産である。

 

 

さて、ここまでご覧頂いたが如何だっただろうか。

 

 

もはや言葉不要、これだけの実績を見せられてしまえば

殿堂入りレスラーとなるのも納得出来る。

 

 

歴史に名を遺す偉大な男、

それがドラゴン藤波辰爾!!

 

 

 

 

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スタイナースクリュードライバー(SSD)で馳浩死んだ!と思った件。

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スタイナースクリュードライバー(SSD)で馳浩死んだ!と思った件。

「プロレス技」

 

 

「プロレス技」って響きを聞いたら、あなたは何を思い浮かべますか?

 

 

プロレスファンだったら、

思い浮かべる技は本当に人それぞれでしょうね~♪

 

 

世間一般的には?

 

 

何かと「悪いもの」「危険なもの」の代名詞として
引き合いに出される事は多いかな!

 

 

少なくともPTAのオバちゃん達には
眉を潜ませるものであるに違いない!

 

 

私なんぞはプロレス界に心がどっぷり浸ってしまっているもんだから
今更世間からプロレスがどう見えているのか分からないけど

「プロレス技」って言ったら世間一般的には、

キン肉バスターみたいなやつを想像するのかな!?

 

 

男の子向けの漫画なんかだと、バトル物の作品だと

必ず「必殺技」なる存在のものがあるけど

 

 

まさにプロレス技ってそんなイメージなんじゃないかな!

 

 

高くジャンプして、天井からクルクル回りながら落ちてきて、

 

 

真っ逆さまに脳天からズドーン!

 

 

マットに食い込んじまった~!

 

 

「と、富樫ーー!!」

 

 

みたいなね。

 

 

まさに、そんなイメージした所の最も「プロレス技」っぽいプロレス技、
そして最も「必殺技」っぽいプロレス技、それは何かと言えば

 

 

それはスコットスタイナーが
新日本プロレスの1.4東京ドームで見せた
「スタイナー・スクリュー・ドライバー」
略してSSDだろう。

 

 

恐らく自分の記憶が間違っていなければ

 

スタイナー・スクリュー・ドライバーの初公開、

 

全世界初公開は

 

新日本プロレスの1.4東京ドーム大会で

 

 

武藤敬司&馳浩組

 

 

スコットスタイナー、リックスタイナーの

スタイナーブラザーズ戦。

 

 

ここでその悲劇は起きた!

 

 

中盤、馳浩をブレーンバスターの要領で持ち上げたスコットスタイナー、
滞空時間の長いブレーンバスターかと思いきや、
そのまま垂直落下の要領で真っ逆さま!

 

 

これにはまさに東京ドーム全体が
大きくどよめいたものだ。

 

 

落とされた直後の馳浩はピクリともしない。

 

 

馳浩、落ちた!

 

 

ハセ死んだ!

 

 

まさしく「保育園落ちた!日本死ね!」ならぬ、

 

 

ハセ死んだ!?

 

 

状態。

 

 

これは実際に東京ドームで生で観戦していたが
恐怖に凍りついたのは、言うまでもありません。

 

 

 

 

本邦初公開のその技の出現は誰も予想していなく、
馳が持ち上げられた時点では観客もノーマーク。

 

 

普通に投げられるもんだと思って油断していたら
まさかの垂直落下式ブレーンバスター!?

 

 

いや、当時はそんな言葉もなかった気がする。

投げるというよりも、落とすというよりも
垂直に持ち上げてそのままパッと手を離す様な感じだっから、
そもそも、

 

 

それ技!?

 

 

ってな状態だった。

 

 

そしてその後なんとかフラフラと起き上がった馳を見て、
死んではいなかった事にホッと胸を撫で下ろしたものの、
その後武藤にスイッチしたら、あまりにも武藤が時間も稼がずに
ダメージの残る馳にまたに スイッチ・・・

 

 

武藤の非情過ぎる(?)酷なスイッチワーク!

 

 

 

武藤、それは酷すぎるだろ。

 

 

 

これには東京ドームがまた2度揺れた。

 

 

そんなこんなの
スタイナースクリュードライバーことSSD。

 

後にこの様に命名されたが、
実はそれ以降殆ど御目にかかった記憶はない。

 

 

あまりに危険過ぎて封印されたのか、それとも・・・。

 

 

プロレス界の「必殺技」はその後も垂直落下系の技が続き、
危険であるとの警鐘が鳴らされる様になったが、

その垂直落下時代の幕開けは、自分の中では、この
スタイナースクリュードライバーが皮切りだった気がしてならない。

 

 

もっとも危険なプロレス技、
これはそれぞれの意見があるだろうが、
ガチで危険度が高過ぎたのはこの技だ。

 

あの技を初めて見た時の衝撃は忘れられない・・・。

 

 

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プロレス伝説の名場面。高田延彦入場。

この記事は約 2 分で読めます

プロレス伝説の名場面。高田延彦入場。

中村的プロレスの名シーン。

 

 

独断と偏見により勝手に名シーンを挙げていく完全なる自己満足、
気の向くままにフラフラと更新しようというこのコーナー!!

 

 

どこまで続くか分からないが本日よりスタート!!

 

 

まず第一回目は高田延彦の入場シーン

 

 

やはりプロレスファンなら知らない人はいない、

10.9東京ドーム、

新日本プロレスVS UWFインターナショナル全面対抗戦

メインイベントを挙げたい。

 

 

武藤敬司と高田延彦の一戦、

音楽がかかり、花道に登場する前の
高田延彦にカメラは向けられる。

 

 

「よしゃ、よ~~しゃ!」

 

 

これである。

 

 

実は印象的なのは入場シーンよりもここの高田の気合いを入れる掛け声。

 

 

なぜ

 

 

「よしゃ、よ~~しゃ!」

 

 

なのか。

 

 

2回目の音の延ばしが気になる。

 

 

高田「延彦」だから音を延ばす冬彦さんの気分にでもなっていたのだろうか。

 

 

いや、ドームのメインでそこまで考えている余裕はないだろう。

 

 

とにかく、2音目が延びていた。

 

 

これは子供心になにやら印象的で、高田のモノマネをする時は
かならずコレをやる様になってしまった事は言うまでも、ありません。

 

 

そして、あまりの掛け声のインパクトにかき消されて

オマケのようになってしまったのだが、

その後の入場も文句なしにカッコよかった。

 

 

 

 

入場して、花道に突入するなりガウンを脱ぎだす高田。

 

 

オイオイ!

 

 

早いな!!

 

 

ガウン羽織ってた意味、無いんじゃね!?

 

 

と、ここでも心のツッコミが入る。

 

 

そして、その脱いだガウンを若手(山本健一?)が
手際よく回収してついていくのだ。

 

 

この

 

 

高田がスタスタ歩いていく

 

 

若手が身の回りのお世話をしながら付いていく

 

 

という図式は、

 

 

この一瞬だけでプロレスの縦社会を強烈に感じさせるというか、

私生活では私中村、自分ごととしては縦社会凄く嫌いなんだけど、

こと非日常を期待させてくれるプロレス界においては

そのプロレス界の先輩後輩の厳しさ、

そしてUインターに於けるトップレスラーであり

絶対的な立場である高田延彦の風格を感じさせてくれるシーンであった。

 

 

派手なアピールもなく、シンプルなリングインをした所も

新日本という当時のいわゆる「純プロレス」勢に対して

極力アピールの無いストイックなUスタイルをアピールしていたに違いない。

 

 

対戦相手の武藤が華のある選手だったから尚更その対象さが際立っものた。

 

 

高田延彦、「出てこいや~!」以降の振り切れっぷり!!

 

 

その高田もね~~

 

 

引退してからはね~~

 

 

プライドとか格闘技大会の

 

「出てこいや~!」

 

だったり

 

 

高田延彦出てこいや

 

 

「本部長」のポジションだったりと、なんだかなんだか・・・

 

 

どうしちゃったの?

 

 

って感じだけど、高田総統!!

 

 

高田総統

 

 

一応、別の人・・・なんだっけ??

 

 

まさかこんな人も過去に国会議員に立候補してたり、ふり幅ハンパ無いよなぁ~~。

 

 

昔はこんなだったのに!!

 

 

最強高田延彦

 

 

 

引き出しの多いオトコ!!

 

 

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