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- 工藤めぐみ
FMWを評して、大仁田は“おもちゃ箱”と言った事がありましたね!
その表現は実に的を射ていたと思います。
初期のFMWにはサーカスのような、何でもアリ的な雰囲気がありました。
ミゼットからデスマッチ、更に女子プロと怪しい雰囲気全開でした。
そもそもFMWは「フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング」
の頭文字をとって、FMWという団体名だったんです。
なんと、新しいファンは知らないかも知れないけど、
初めは総合格闘技路線だったんだよね!!
まぁ、総合って言っても怪しい異種格闘技戦みたいなやつですね!(笑)
しかし! 後半は真逆? 完全なるデスマッチ路線へと変更されていきました。
何がマーシャルアーツなんだか原型留めてないけど、ま、いっか!
って感じで・・・(笑)
この路線は結果として当たりましたね。
しかし女子プロは初めは里美和をエースに据えるも
中々レベルが低いと言えました。
そこに現れたのがアウトブレイカーズでした。
そこにいたのが工藤めぐみ!!
という訳で強引な流れの中、工藤めぐみを語る流れです!!
では言ってみましょう。
女子プロレスラー“くどめ”こと工藤めぐみとは
工藤めぐみは1986年全女(ゼンジョ=全日本女子プロレス)に入団しました。
実はそこの同期が凄いんです。
後に女子プロを引っ張っていく事となる、アジャ・コング、バイソン木村、
前田薫(KAORU)がいました。凄い豪華ですね。キャラも濃ゆい面々!!
しかし、突然の全女退団をします。
その後、保育士助手をやっていたのですが、
プロレスの血が騒いだのか、突然FMWに乱入!
シャーク土屋、コンバット豊田、天田麗文と共に
FMW女子を改革すると言う前提で乱入します。
ヒールから入っていくのですが、
抜群のルックスでベビー転向FMW正規軍へと参入します。
そしてその後は、豊田や土屋と抗争を繰り広げる・・・という形なんですね。
1996年5月5日には世界初の女子による電流爆破デスマッチを
コンバット豊田と決行します。(これがコンバット豊田の引退試合)
これは当時は世界的にも大きな話題となりました。
そして約1年後、1997年4月29日横浜アリーナで
盟友シャーク土屋との試合で引退します。
これもまた試合形式は
ノーロープ有刺鉄線電流爆破バリケードダブルヘルデスマッチ!!
現在は非道さんと結婚して幸せな生活を送っていると思っていましたが、
工藤めぐみエクスプロージョンとして現役復帰を昨年する予定でしたが、
ケガの為にそれは叶わない事でした。ただ、爆破十字架に磔にされましたが。
超花火プロレスを現在は盛り上げようと頑張っています。
工藤めぐみは邪道姫から爆破女王へと
工藤めぐみを評する言葉はたくさんありますが、
一番しっくりくるのは大仁田とのツートップで
FMWを支えた為についた“邪道姫”ですが、
他にもデンジャラスクイーンからハードコアクイーンなどがあります。
やはり、女子として過激なデスマッチを繰り広げた事が
そのニックネームを襲名した原因でしょう!!
で、現在は、超花火プロレスのプロデュースをしている関係で
爆破女王という過激なニックネームを襲名しています。
うーん、それって格好いいのかな・・・?と思います。
やはり、個人的には「邪道姫」の方がしっくりきますね!
FMW女子時代の“くどめ”
ここから工藤めぐみの魅力についてもっと掘り下げましょう。
工藤めぐみは前述のように全女から突然FMWに参戦しました。
この頃のFMW女子はぬるかったですね。
里もいたのですが、イマイチ盛り上がりに欠けました。
そんな時に現れた工藤・豊田・土屋はかなりインパクトがありました。
当時のプロレス雑誌にも大きく取り上げられました。
その後ヒールからベビーターンに変わった工藤ですが、これは必然です。
だって可愛いですから!!
というより、クールビューティー?みたいな感じですかね。
失礼な言い方土屋や豊田の方がヒールっぽくて分かりやすい構図ですね。
当然、全女時代からグランドなどのプロレス技術には
定評があった工藤でしたので、魅せるプロレスから
強いプロレスを披露してくれました。
そして、下地が出来はじめたFMW女子にも変換期が訪れます。
FMWのデスマッチ路線です。
いやがおうにも、女子にも影響してとうとう
有刺鉄線爆破マッチが豊田と工藤の間で行われます。
インパクトは凄かったですね。
でもここでも気の強い工藤が見られます。
やらっれぷりも攻撃も素晴らしいですね。
という事で次回に続きます!!